携帯電話がなかった頃 待ち時間をどんなふうに過ごしていたっけ.
バス停についたらスマホを開き 電車のホームでスマホを開き 飲食店で料理が運ばれてくるまでの間もスマホを見て.
最近そんな自分をすごく意識するようになった.
スマホを使ってお仕事をしていた時期が長くあったためか,空いている時間はすぐにスマホを見る癖がついてしまっている.
先日すごく面白い本に出会い,珍しく空き時間はスマホでなく本を読んで過ごしていた.
本を読んでいたら いつもの10分がより密度の濃い時間になったので驚いた.
スマホを触っていると時間はあっという間に溶けるのに 費やした時間の割には得るものが少ないような感じがする.
一方同じ時間を読書して過ごすと充実感とか満足感が残る.
これは私が本好きだからというのはもちろんあるけれど,スマホの画面を見続けることは単純に疲れるのだと思う.
目が疲れるだけでなく 肩や首も凝るし,たくさんの画像や動画や文字が次々と表示されては凄い速さで流れていくから頭も疲れる.
充実感よりも疲労感が強く残ってしまう.
本を途中まで読んで顔を上げると,たくさんの人たちがスマホを操作しながら歩いているのが見えた.
わたしも無意識にああやって 下を見て歩いているんだ.
そう思ったら,自覚がないままスマホに主導権を握られているような感じがして,ちょっと嫌だった.
そういえば最近ぼーっとする時間が無くなった. 何かに集中し続けられる時間も短くなっている.
土曜日の午後いっぱい本を読んで 久しぶりに何かに没頭できる感覚を思い出した.
もう少し自分の人生の時間を大切に扱わないと.
CONTACT


