
日本における食生活の洋風化と外食傾向に伴う味噌の消費減少に歯止めをかけることを目的に、「三十日」を「みそか」と読むことから毎月30日を記念日として、全国味噌工業協同組合連合会が制定した。
全国味噌工業組合連合会は、1960(昭和35)年12月19日に設立され、東京都中央区新川に事務所を置き、味噌に関連する情報の収集や発信を行っている。60年以上にわたり伝統的食文化の継承と発展・向上を担ってきている。
また、全国味噌工業組合連合会は、優れた健康食品である味噌を人々の健康増進に役立ててもらえるように「みそ健康づくり委員会」という組織を設立している。
東京都中央区築地にて、味噌の効用に関する科学的データ等の収集や、料理メニューの開発のほか、味噌の歴史や製造工程、全国各地の味噌の情報などを発信している。
「みそ健康づくり委員会」のWebサイトでは、みそ料理のレシピが数多く掲載されているほか、全国各地の味噌蔵を検索できる「全国みそ屋マップ」や、味噌に関する情報を集めた「みそ資料館」などがある。
「みその日」に関連する記念日に「麦みそ食文化の日」がある。
甘くて滋味豊かな麦みその食文化を伝え、発展させることを目的に、麦みその「む = 6」から6月に、全国味噌工業協同組合連合会の毎月30日の「みその日」から30日を取って、6月30日の記念日として、愛媛県伊予郡松前町にある義農味噌株式会社(ギノーみそ)が制定した。
麦みその食文化は九州・中国地方西部などでも見られており、中でも愛媛県の麦みそは大豆使用量が少なく、麦麹の割合が極めて高い、麦みその中の麦みそと言われている。
義農味噌株式会社は1953(昭和28)年4月に創業者・田中義一が田中醸造場を創業したことに始まり、現在に至るまで「売る商品ではなく、自分が食べるものを創れ」という基本方針を貫いてきた。これは創業者である田中義一から受け継がれたもので、その魂はお客様に喜ばれ満足していただくという一点から発したものである。
義農味噌株式会社の社名は愛媛県松前町のヒーロー・義農作兵衛翁に由来している。
松前町筒井の百姓である義農作兵衛翁は、江戸時代に起きた享保の大飢饉の際、翌年の収穫のために唯一の食糧であった麦種を食べず、自らの命と引き換えに地域農業を守った、その行動と魂に感銘を受け、社名としてその名を起用し、義農精神を今に受け継いでいる。
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