家のとなりの空き家にオナガドリの巣が出来た。
二階にある雨戸を収容する場所に巣を作っている。
初めて見つけたのは、巣を作っているところだった。
オナガドリが狭い、雨戸の入口から出ているところを見た。
翼が引っかかって、羽が雨戸にぶつかっている音がしていた。
雨戸の収容場所から、藁のようなものがはみ出している。
今度は雨戸の入口に同じように羽をぶつけながら、藁をくわえて必死に入っていく姿が見える。
確かに、あの場所なら天敵のカラスにも見つからなそうだし、他の鳥たちにも見つからなさそうだ。本当にいい場所を見つけたものだ。
巣が出来て、数日経つとピヨピヨと雛の声が聞こえるようになった。姿は見えないけれど、母鳥が餌を運んで巣の中に入っていくと一斉に雛たちが一生懸命に鳴く。その鳴き声がかわい過ぎて、ずっと聞いていたくなる。
鳴き声も日に日に、雛の声からしっかりした声に変わっていく。
そして、うるさいほど賑やかなになった。
いつのまにか、鳥の親子たちは巣立って、静かになってしまった。寂しくなったと思いきや、今度は、今の巣の対の場所に、別のオナガドリが物件を探しにきていた。
どうやら、新しい家族が引っ越してくるようだ。
数日して、また雛の声が聞こえてきた。
やはり、日に日に雛の声が賑やかになっている。
もう少し、この声を聞くことが出来る。
by nezuy

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