今から6年前、リリーブラウンに行った時に、
「受注会を初めて開催することになったので、参加しませんか?」と招待された。
リリーブラウン大好きな私は、「行きます!!」とその場で答えた。ところで、受注会ってなんだろう?
それって、よくモデルとか女優が見に来るっていう、展示会のこと!?じゃ、雑誌によく載っているモデルに会えるのかな?と頭によぎった。スタッフさんが、
「展示会とは別ですよ。」と答えた。
受注会とは、お得意様を対象にした次のシーズンのコレクションをその場で少し手ごろに、予約が出来るというものらしい。
何だか、わからないが楽しそうだ。これは絶対に行かないと!!と思った。
受注会当日、麴町のリリーブラウンの本社であるマッシュスタイルラボに初めて行った。建物の周りには木がたくさんあり、ここに本当に建物があるのか?と思うほど緑に溢れている。ぐるりと一回りすると建物が姿を現した。立派なビルが建っていて、入口の前に赤いモニュメントがある。ファッションの会社だから、芸術的センスがあるのかな?
中はまだ新しいビルなので、めちゃくちゃきれいだった。私が東京で働いていたボロ会社とはえらい違いだ。やっぱり大手はちがうなあと感心してしまった。
エレベーターに乗って、2階に行くと受付にキラキラしたスタッフたちが迎えてくれた。初めてのイベントでスタッフたちも楽しそうだ。
そして、1番注目の来シーズンのコレクションがマネキンに飾られている。さすが、本社!!とても広いスペースにリリーブラウンの秋冬コレクションが展示されている。雑誌で見たことのある風景だった。
気になる洋服はもちろん、何着でも試着が出来る。
私はウール素材の黄色と茶色のチェックのペプラムロングスカートを手に取った。生地は厚手で真冬にも着られそうだった。後ろはゴムになっているのでお腹も楽だ。昔はゴムのパンツやスカートは格好悪いと思って着なかったが、今の自分はウエストの伸びるものを好んで着ている。年を重ねるとみんな体に負担の少ないものを着たくなる。
予約する服を決めた。チャイナ風の赤いパンツで、スリットが入っている。生地は花柄だ。
LILY BROWN✖KEITA MARUYAMAのコラボ商品だ。予算があるので1着だけにした。隣りのテーブルからは、合計で10万円ですと聞こえてきた。
聞き間違いではなさそうだ。1回の注文で10万円って買い過ぎでしょ!!私だったら、旅行に行くわ!!と驚いてしまった。
受注会はとても楽しかった。飲み物とその場でクレープを焼いてくれたり、イケメンのいるおしゃれな花屋があったり、お土産物を持たせてくれた。さすが、マッシュスタイルラボ!!儲かってるなあ。私がもし、アパレルで働くなら、女性の活躍出来るマッシュスタイルラボで働きたいと思った。
昔を思い出して、受注会にまた、参加したいと思った。
稼ぎのない私には儚い夢だな・・・。
by nezuy

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