みなさん、こんにちは。
キャリカク小山駅利用者のMです。
若い頃の私は、「頑張ること」が正しいと思っていました。
誰かに頼らず、自分でやる。
多少無理をしてでも期待に応える。
迷惑をかけないようにする。
そんなふうに生きるのが大人だと思っていたし、それができる人ほど立派だと思っていました。
だから、疲れていても「もう少し頑張ろう」と自分を追い込み、困っていても「自分で何とかしなきゃ」と抱え込んでいました。
でも、年齢を重ねるにつれて少しずつ価値観が変わってきました。
結婚して、子どもが生まれて、家事や育児に追われる毎日。
自分の予定だけで動けた頃とは違い、思い通りにならないことが増えました。
子どもが体調を崩せば予定は変更。
学校や園から連絡が来れば駆けつける。
夜中に何度も起きることもある。
どれだけ頑張っても、思い通りに進まない日があるのです。
最初はそんな生活に戸惑いました。
「もっとちゃんとやらなきゃ」
「みんなはできているのに」
「私の努力が足りないのかな」
そんなふうに考えて、自分を責めることもありました。
SNSを見れば、丁寧な暮らしをしている人。
毎日手作りご飯を作っている人。
子育ても仕事も完璧にこなしているように見える人。
そんな人たちと比べては落ち込んでいました。
でもある日、ふと思ったのです。
私は誰と競争しているんだろう、と。
誰かに勝ちたいわけでもない。
完璧な人になりたいわけでもない。
ただ、家族が元気でいて、自分も笑顔で過ごしたいだけ。
それなのに、自分で勝手にハードルを上げて苦しくなっていました。
その頃から少しずつ、「頑張らない」という選択をするようになりました。
もちろん何もしないわけではありません。
手を抜けるところは抜く。
人に頼れるところは頼る。
今日は無理だと思ったら休む。
そんな当たり前のことを、自分に許せるようになったのです。
以前の私は、「頑張らない=怠けること」だと思っていました。
でも今は違います。
頑張らないことは、自分を大切にすること。
無理を続けて心や体を壊してしまったら、結局もっと多くの人に迷惑をかけてしまいます。
だからこそ、自分の限界を知り、無理をしすぎないことも大切なのだと思うようになりました。
年齢を重ねると、できないことも増えます。
体力も若い頃ほどありません。
記憶力も落ちます。
でも、その代わりに手に入れたものもあります。
それは、「まあいいか」と思える心の余裕です。
昔なら気になっていたことも、「そんな日もあるよね」と流せるようになりました。
人からどう見られるかより、自分がどう感じるかを大切にできるようになりました。
完璧じゃなくてもいい。
失敗してもいい。
疲れたら休んでいい。
そんなふうに思えるようになったのは、たくさんの経験を重ねてきたからかもしれません。
今でも頑張りすぎてしまう日はあります。
つい無理をしてしまうこともあります。
でも、そんな時は自分にこう言い聞かせます。
「今日はここまでで十分。」
若い頃の私は、頑張ることばかり考えていました。
けれど今は、頑張り続けることよりも、長く穏やかに過ごすことの方が大切だと思っています。
年齢を重ねたからこそ気づけたこと。
それは、人生は全力疾走を続けるものではなく、自分のペースで歩いていくものだということです。
頑張らないと決めた日から、私は少しだけ生きやすくなりました。きっとこれからも、無理をしすぎず、自分らしいペースで歩いていきたいと思います。
最近は、「今日できたこと」に目を向けるようにもなりました。
以前は、できなかったことばかり数えて落ち込んでいました。でも、洗濯ができた、家族が笑っていた、ご飯を作れた。そんな小さなことでも十分価値があります。
毎日100点を目指さなくてもいい。60点の日があってもいい。
そう思えるようになってから、心がずいぶん軽くなりました。
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