みなさん、こんにちは。
キャリカク小山駅利用者のMです。
私は昔から「いい人」でいようとしていました。
頼まれごとはなるべく断らない。
嫌なことを言われても笑って流す。
本当は疲れていても「大丈夫」と言う。
周りから嫌われたくなかったし、空気を悪くしたくなかったからです。
でも、ある時ふと思いました。
「私、いつも疲れてない?」
人間関係で大きなトラブルがあるわけではない。
でも、なぜかしんどい。
考えてみると、自分の気持ちより相手を優先することが当たり前になっていました。
本当は行きたくない集まりにも参加する。
忙しくても引き受ける。
モヤモヤしても飲み込む。
そして家に帰ってから一人で疲れる。
そんなことを繰り返していました。
ある日、思い切って小さなことから変えてみました。
まずは「無理な時は無理と言う」。
たったそれだけです。
保育士時代の私は、
「できればお願いできる?」
と言われると、
本当は難しくても
「大丈夫です!」
と答えていました。
でもある時、
「すみません、今は難しいです」
と言ってみました。
すると驚くことに、何も起きませんでした。
相手は
「了解です!」
と普通に返してきただけ。
私はずっと、
断ったら嫌われる。
迷惑だと思われる。
そう思い込んでいたのです。
でも実際は、相手はそこまで気にしていませんでした。
むしろ無理して引き受けてイライラしたり、後から愚痴を言ったりする方が関係は悪くなるのかもしれません。
それから少しずつ、「いい人」をやめる練習をしました。
行きたくない時は断る。
無理なお願いは引き受けない。
わからないことは「わかりません」と言う。
疲れたら休む。
当たり前のことなのですが、私にとっては結構勇気がいることでした。
最初は罪悪感もありました。
なんだか冷たい人になったような気がしたのです。
でも違いました。
「いい人」をやめたら、「都合のいい人」をやめられただけでした。
人に優しくすることと、自分を犠牲にすることは別です。
以前はその違いがわかりませんでした。
今でも子供の習い事などで頼まれごとを引き受けることはあります。
困っている人を助けたい気持ちもあります。
でも、それは自分に余裕がある時だけ。
無理をしてまでやらない。
その線引きを覚えたら、気持ちがずいぶん楽になりました。
不思議なことに、人間関係も前より良くなりました。
無理をしていないので、相手に対してイライラすることが減ったのです。
嫌なことは嫌。
できないことはできない。
そう伝えるようになったら、付き合いは浅くなるどころか、むしろ自然になりました。
そして気づいたことがあります。
本当に大切な人は、こちらが無理をしなくても離れていかないということです。
以前の私は、「断ったら関係が終わるかもしれない」と不安でした。
でも実際に離れていった人がいたとしても、それは私が断ったからではなく、「何でも引き受けてくれる私」が都合よかっただけなのかもしれません。
逆に、今も付き合いが続いている人たちは、「無理しないでね」「できる範囲で大丈夫だよ」と言ってくれます。
そういう人たちとの関係は、とても心地よいものです。
年齢を重ねるにつれて思うのは、限られた時間や体力を誰のために使うかは大切だということ。
誰にでも好かれようとするより、自分らしくいられる相手との時間を大事にした方がずっと幸せです。
「いい人」でいることは、一見すると素敵なことに見えます。
でも、自分を後回しにし続けているなら少し立ち止まってみてもいいかもしれません。
誰かに優しくするのと同じくらい、自分にも優しくしていい。
最近はそう思っています。
もし今、人間関係に疲れている人がいたら、一度だけ「無理です」と言ってみてください。
案外、世界は何も変わりません。
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