
1990(平成2)年に設立された、アメリカ、マサチューセッツ州ベッドフォード日本車を置き、軍事用、業務用、家庭用のロボットの設計・開発を行うアイロボット(iRobot)社によって製造されたロボット掃除機「ルンバ」の日。
「ルンバ(Roomba)」の名前は英語で「部屋」を意味する「Room」と、キューバ生まれのラテン音楽・ダンスの「Rumba」を合わせた造語とされる。
「ルンバ」は2002(平成14)年9月17日に第1世代が発売された。
それ以来、毎年新型や改良型が発表されている。
ルンバには人工知能や接触センサー、赤外線センサーが搭載されており、自動で室内を掃除してくれる便利なロボットである。
記念日はロボット掃除機の代表的ブランドである「ルンバ」にちなんで「ル (6) ン (0) バ (8) 」の語呂合わせから、日本でも浸透しつつあるロボット掃除機の魅力や正しい知識を多くの人に知ってもらうことを目的に、iRobot社の日本総代理店であるセールス・オンデマンド株式会社が制定した。
2016年にはセールス・オンデマンドにより、「ルンバの日」の6月8日から7月31日の期間に「今日もがんばルンバ」のテーマで見るだけで元気が出たり、思わず笑顔になれるような写真や、イラストなどを募集するフォトコンテストが行われた。
iRobot社はマサチューセッツ工科大学の学者たちにより、人間の代わりに働く「自律型ロボット」を製造することを目的に設立された。
家庭用ロボットである「ルンバ」の歴史は宇宙開発用や軍事用ロボットがルーツである。
1991(平成3)年に同社初のロボット「ジンギス(Genghis)」、1996(平成8)年には「アリエル(Ariel)」が開発されている。
・ジンギス(Genghis)は当時NASA(アメリカ航空宇宙局)が進めていた火星探査計画における探査機として開発され、昆虫のように6本の足があるのが特徴。その自律歩行ロボットの機動性と知的プログラムは後のロボットの基礎となった。
・アリエル(Ariel)は水陸両用で水際の地雷を探査・除去するためのロボットとして開発された。ジンギス同様6本の足を持つ。その足に搭載された金属センサーで地雷を探す機能を持つ。地雷を見つけるとその足を地面に埋め込み誘爆し地雷を除去する。
その後アリエルには同じ場所を何度も行き来し、地雷の見落としを防ぐ人工知能が搭載された。その人工知能は後に開発される「ルンバ」へと受け継がれている。
こうして宇宙開発局や軍事用ロボットをもとに「ルンバ」が誕生した。
これらのロボットの他に2001(平成13)年のアメリカ同時多発テロにより崩壊した世界貿易センタービルの瓦礫内での捜索活動や、2011(平成23)年の東日本大震災で発生した福島第一原発事故における、原子炉建屋内の様子の撮影や、温度・湿度・酸素濃度などの測定などで活躍した階段を昇降できる多目的作業ロボット「パックボット(PackBot)」などが開発されている。
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