今日はくまのプーさん原作デビューの日です。
10月14日が記念日とされている理由は、1926(大正15年)のこの日にイギリスの作家A.A.ミルンによる児童文学『Winnie-the-Pooh(クマのプーさん)』の初版がイギリスで出版されたことに由来します。
プーさんたちが暮らす「100エーカーの森」にちなみ、この日は自然環境や森林保護について思いを寄せる日としても親しまれています。
原作はどんなお話か
原作の『くまのプーさん』は、食いしん坊で少しおっちょこちょいなプーさんと、森のゆかいな仲間たちが繰り広げる日常を描いた物語です。
はちみつを取ろうとして風船で空へ浮かんだり、食べすぎて友達の家の出口にはまってしまったりと、くすっと笑えて癒やされるエピソードが詰まっています。
本は何冊あるのか
原作者のA.A.ミルンが手掛けたプーさんの単行本(物語集)は、実は全部で2冊しか存在しません。
第1作:『クマのプーさん』(1926年/ 大正15年)
第2作:『プー横丁にたった家』(1928年/昭和3年)
この2冊の物語本に加え、プーさんが登場する童謡集が2冊刊行されており、これら計4冊がミルンによるオリジナルの作品群となっています。
公式続編
原作者の亡き後も、プーさんの世界は新しい書き手たちによって受け継がれています。
代表的な公式続編が、出版83周年を迎えた2009年(平成21年)に発表された『プーさんの森にかえる(原題:Return to the Hundred Acre Wood)』です。
イギリスの作家デイヴィッド・ベネディクタスが執筆し、ミルンの世界観を忠実に再現した物語として話題を呼びました。
さらに生誕90周年を迎えた2016年(平成28年)には、複数の作家陣が書き下ろした公式続編『クマのプー 世界一のクマのお話』も登場し、新しいキャラクターが仲間入りするなど、時代を超えて物語が紡がれ続けています。
ディズニーとの出会い
私たちがよく目にする赤い服を着たアニメーションのプーさんは、後にウォルト・ディズニー社によって映像化されたものです。
ウォルト・ディズニー自身が原作の素晴らしい世界観とE.H.シェパードによる繊細な挿絵に魅了され、映像化権を獲得したことがきっかけでした。
1966年(昭和41年)に初の短編アニメーションが公開されて以降、アニメ版のプーさんは世界中で爆発的な人気を博すことになります。
原作の持つ上品でクラシカルな味わいと、ディズニーらしいポップで愛らしい表現が見事に融合したことで、世代を超えて受け継がれる不動のキャラクターとなりました。
忙しい日々に少し疲れたときは、お気に入りのぬいぐるみを眺めたり、温かい紅茶を飲みながら、ゆったりプーさんたちが暮らすのどかな100エーカーの森へ、本を開いて出かけてみてはいかがでしょうか。
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