今日はグラノーラの日です。
朝食の定番としてすっかりお馴染みとなったグラノーラ。
10月2日が「グラノーラの日」に制定されていることをご存じでしょうか?
その由来は、10月2日の「10」をスプーン(1)とお皿(0)に見立て、主原料であるオーツ麦(オートミール)の語呂合わせ「02(オーツ)」の組み合わせからきています。
器とスプーンを用意して、美味しいグラノーラを食べる光景が目に浮かぶ素敵な記念日ですね。
今でこそヘルシーフードの代名詞であるグラノーラですが、その歴史は19世紀のアメリカにまで遡ります。
日本の幕末にあたる1863年(文久3年)、医師のジェームス・ケイレブ・ジャクソンが患者の健康管理のために開発した「グラニューラ(Granula)」という全粒粉の食品が原点とされています。
固く焼き上げた生地を砕いて食べるスタイルが、現在のグラノーラの基礎となりました。
よく似た食品に「コーンフレーク」がありますが、作り方や原料にははっきりとした違いがあります。
明治時代にあたる1880年頃(明治13年頃)、ジョン・ハーヴェイ・ケロッグ博士らが開発したコーンフレークは、とうもろこしを主原料に潰して薄く伸ばして焼いたものです。
一方のグラノーラは、オーツ麦を中心にナッツやドライフルーツ、シロップなどを混ぜ合わせて香ばしく焼き上げたものを指します。
ケロッグ博士らも同じような穀物食品を作っており当初「グラニュラ」の名で売り出そうとしたものの、権利を巡る摩擦を避けるために「グラノーラ」と命名し直したという出来事があったそうです。
その後、ケロッグ博士らは上述したようにトウモロコシを平たく加工した「コーンフレーク」も発明し、独自のシリアル市場を拓いていきました。
そして日本でグラノーラが広く親しまれるようになった背景には、カルビーの大きな存在があります。
1980年代後半(昭和60年代)から製造をスタートし、日本人の味覚に合うようサクサク食感やフルーティーな味わいを追求したことで、一気に朝食の定番へと躍進しました。
工夫を重ねた商品開発が、日本の朝食文化に新しい風を吹き込んだのです。
忙しい朝でも、お皿とスプーンを用意するだけで手軽に食物繊維や栄養を補給できるグラノーラ。
お気に入りのフルーツやミルク、ヨーグルトを合わせて、歴史に思いを馳せながら特別な朝食タイムを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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