
バーベキューの時や、電気・ガスがストップした際、手軽に火をおこすことができ、貴重なエネルギー源として重宝される「カセットこんろ・ボンベ」。
そのカセットこんろ・ボンベにはガス漏れを防ぐためにゴムパッキンが使用されており、使用の有無にかかわらず年数が経つとともに劣化が進んでいき、ガス漏れを防ぐ機能が低下していく。そのため古くなったカセットこんろは買い替えを検討し、ボンベは劣化が進む前に使い切る必要がある。
カセットこんろ・ボンベは主に防災備蓄目的で購入されることが多く、そのまま使用されることなく長期間経過し、使用期限の目安を超えることで起こる経年劣化などは事故につながる恐れがある。このことから、定期的な使用期限の点検や備蓄品の入れ替えの大切さを知ってもらうことと、備蓄しているカセットこんろ・ボンベの製造年月日を確認することを目的として、「カセットこんろ」の使用期限が10年、「ボンベ」の使用期限が7年であることから、10月7日を記念日として、東京都千代田区神田多町に事務所を置く一般社団法人・日本ガス石油機器工業会が制定した。
一般社団法人・日本ガス石油機器工業会は、1961(昭和36)年4月3日に設立した団体で、製品安全化への対応、ガス機器・石油危機の需要拡大、省エネルギー・環境問題への対応などを行い、ガス機器・石油機器産業の健全な発展をはかり、機器の安全な使い方を周知するための点検プロジェクトに取り組んでいる。
日本ガス石油機器工業会は、記念日の10月7日に「防災鍋」を作ることを呼び掛けている。買い足しなどはせず、冷蔵庫の中の食品や常温でおいてある食品、いつも家にある食品のみを材料とし温かい鍋を簡単に作る。その際、地震や台風などの災害により停電などが発生したことにより、家の電気やガス、水道がストップしていることを想定して、電子レンジなどの電気調理器具や、ガスコンロなどは使用せず、カセットこんろ・ボンベを使用して調理を行うとしている。
カセットこんろ・ボンベの安全な使い方として、ボンベが過熱して爆発することがあるため、電磁調理器の上や、大きな調理器具を使用しないなどがある。他にも、木炭や練炭の火おこしなど調理以外の用途に使用しない、カセットこんろを2台以上並べて使用しないなどの注意点もある。
関連する記念日として、関東大震災が発生した日に由来して、9月1日は「防災の日」、3月1日・6月1日・9月1日・12月1日は「防災用品点検の日」となっている。
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