今日はトクホ(特定保健用食品)の日です。
日本健康・栄養食品協会によって制定された記念日で、日付の「10(ト)9(クホ)」という分かりやすい語呂合わせから生まれました。
健康や食生活への関心が高まる中で、身近な保健機能食品への理解を深めてもらいたいという願いが込められています。
そもそも「トクホ」とは、健康の維持や増進に役立つ効果が科学的に証明された食品のことです。
国(消費者庁)が有効性や安全性を個別に審査し、表示を認めた製品だけがこの名称を名乗ることができます。
パッケージに描かれた「両手を広げて万歳をしているような人型のマーク」を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
よく混同されがちなのが「機能性表示食品」です。
どちらも体に良い働きが期待できる食品ですが、審査のプロセスに大きな違いがあります。
トクホは国の厳しい個別審査を経て許可を受けるのに対し、機能性表示食品は事業者が自らの責任で科学的根拠を提示し、国に届出を出す仕組みとなっています。
つまり、国の個別「お墨付き」があるのがトクホ、企業の責任と判断で機能を提示しているのが機能性表示食品というわけです。
トクホの商品には、私たちの生活になじみ深いものがたくさんあります。
例えば、食後の血糖値上昇を穏やかにするお茶や、内臓脂肪を減らすのを助ける緑茶、血圧が高めの方に向けた胡麻麦茶などが有名です。
また、悪玉コレステロールを低下させる乳酸菌飲料や、お腹の調子を整えるオリゴ糖入りの清涼飲料水、むし歯予防に役立つキシリトールガムなどもトクホの代表例です。
制定当初は「単なる語呂合わせの記念日」と思われがちでした。
しかし、秋は「食欲の秋」と言われるように、美味しい食材が出回ってついつい食べ過ぎてしまいがちな季節です。
そのため、食生活の乱れを見直す絶好のタイミングとして、現在ではドラッグストアやスーパーで健康フェアが開催されるなど、秋の健康習慣をスタートさせるきっかけの日として親しまれています。
特別な運動を急に始めるのは難しくても、普段飲むお茶やジュースをトクホ製品に替えてみるだけなら今日からでも始められます。
ぜひこの「トクホの日」を機に、自分の健康や普段の食生活について少し考えてみませんか。
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