ミラノコルティナ五輪で「豊臣兄弟」が一週飛んでしまい、なんとなくリズムが狂っていたのだけれど、久しぶりに彼らについて書きたくなった。今回の放送は「墨俣一夜城」の回。全国からまた観光客が訪れるんだろうなぁと思いながら見ていたよ。
ただ、歴史好きとしてはどうしても気になる点がある。
**「一夜で城が建つわけがない」**という、どうしようもない現実だ。
江戸時代の軍記物が生んだ虚構であることは理解しているし、完全に否定するのも野暮だ。だからこそ、史実と伝承の間にある“現実的な落としどころ”を探ってみたい。
比較的信頼できる記録をたどると、豊臣兄弟(当時は木下藤吉郎と秀長)は、墨俣の上流で木材を切り出し、簡素な櫓や柵に使えるように加工してブロック状のパーツを作っていたとされる。これを川に流し、墨俣で引き上げ、一気に組み立てる。いわば戦国版プレハブ工法だ。これなら、現地での組み上げは7日程度で砦レベルなら十分可能だろう。
ただし、この「7日」はあくまで現地作業の話。
木材の伐採・乾燥・加工には最低でも2か月は必要だったと考えられる。生木では反りや割れが出て使い物にならないし、櫓や柵をパーツ化するには大工仕事も欠かせない。さらに、上流から流した木材を確実に届けるため、蜂須賀小六ら川浪衆を味方につけたという話も残っている。こうした調略にも1か月ほどはかかったはずだ。
つまり、
一夜で建ったのではなく、一夜で建ったように“見せかけた”
これが最も合理的な結論だと思う。
敵の美濃勢はまだ鉄砲を大量装備しておらず、木柵と土塁の簡素な砦でも十分に橋頭保として機能した。だからこそ、藤吉郎は「最低限の砦」を短期間で築き、敵の目には“突然現れた城”として映るよう演出したのだろう。
一夜城は虚構ではあるが、完全な作り話でもない。
長い準備と巧妙な演出が生んだ“戦国の舞台装置”。
そう考えると、豊臣兄弟の知略と行動力がより鮮やかに浮かび上がってくる。
🏔️ 墨俣周辺の地形が「砦の防御力」を底上げした
墨俣は川沿いの湿地帯で、攻める側は足場が悪く、隊列も組みにくい。
– 川を渡る
– 足元がぬかるむ
– 木柵に阻まれる
– 土塁の上から弓矢が飛んでくる
これだけで、鉄砲の少ない美濃勢には突破が非常に難しい。
“簡素な砦でも十分に強い”という条件が揃っていたわけだ。
今回の大河では、この墨俣砦をおとりにして北方城へ奇襲をかけるという展開にしていた。
そしてその奇襲を見抜いたのが、あの竹中半兵衛──という驚きの流れ。
🎭 半兵衛が出てくると一気に「豊臣兄弟」感が増す
秀吉の天下取りを支えた「二兵衛」といえば、竹中半兵衛と黒田官兵衛(まだ登場前)。
この二人がそろうと、まさに“ドンベーアフレイド”状態になるわけで、歴史ファンとしては「おおー!」となる瞬間だ。
そして今回の半兵衛を演じる菅田将暉さんがまた絶妙。
ちょっとコミュ障気味で、戦オタクっぽくて、体が弱いから戦場には出られないけれど、
「私は戦が好きなんです」
と少年のように語る姿がなんとも憎めない。
静かで繊細なのに、戦略の核心だけは鋭く突く──
そんな半兵衛像が、墨俣のエピソードとよく噛み合っていて、見ていてとても楽しい回だった。
今回もう一つ衝撃だったのが、小一郎のいいなづけ・直さんの退場。
オリジナルキャラだからいつかは…とは思っていたけれど、まさかここで、しかもこんな形でとは。
一話から見てきた直さん。
白石聖さんの透明感のある美しさが画面に映るたび、物語に柔らかい光が差すようで好きだっただけに、今回が見納めかと思うと寂しさがこみ上げてくる
世間では直ロスなんて言われてちょっと話題みたいですね🤣今回はこれにてご免😊

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●キャリカク大垣オフィス
〒503-0901 岐阜県大垣市高屋町3丁目5 大喜ビル3階
TEL: 0584-84-9551
FAX: 0584-84-9552
キャリカクHP:https://kyarikaku.jp/office/ogaki/
X(旧Twitter):https://x.com/carikaku_ogaki
Instagram:https://www.instagram.com/ogaki_carikaku/
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/SwEssrEHQ8z8TaHb8
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
CONTACT


