こんにちは!
キャリカク一宮駅前利用者のKです。
前回はレザーの種類についてまとめてみたので、今回は少し踏み込んで書いてみようと思います。
レザーにも表面と裏面があり、それぞれ銀面と床面といいます。
銀面は革の表側にあたる部分で、一般的に製品の表面に使用されます。
滑らかな質感を持つことが多く、そのままの風合いを活かしたり、磨いてツヤを出したり、シボをつけたりと、さまざまな加工が施されます。
床面は裏面にあたり、見た目はざらざらとしています。
一般的な量産品では内装を貼ったり張り合わせたりすることが多く、あまり目にする機会はないかもしれません。
一方でハンドメイドでは、床面用の薬剤を使って磨き上げ、その質感を活かす使い方もされています。
また、それぞれ繊維の密度が異なり、銀面の方が高密度で耐久性に優れています。
この銀面の状態が、レザー全体の耐久性にも大きく関わってきます。
そのため、レザー製品を長く使うには、銀面をワックスやオイルで定期的にケアしてあげることが重要です。
ケアを怠ると銀面がダメージを受け、繊維が露出しやすくなり、結果として劣化が進みやすくなります。
フルグレインレザーとトップグレインレザーの違いは、簡単にいうと銀面を削っているかどうかです。
削っていないものがフルグレインレザー、削って整えたものがトップグレインレザーです。
・フルグレインレザー
銀面を削らず、そのまま活かしたレザーです。
加工をほとんど行わないため、結果的に状態の良い原皮が使われることが多く、価格は高くなる傾向があります。
その分、繊維構造が保たれているため耐久性に優れており、革本来の質感や経年変化を楽しめるのが特徴です。
・トップグレインレザー
銀面の表面を削り、整えたレザーです。
原皮に多少の傷があっても、表面を均すことで見た目や質感を揃えやすく、比較的安定した品質で仕上げることができます。
フルグレインに比べると耐久性はやや落ちますが、日常使いとしては十分な強度があります。
整えられたフラットな質感は、上品な印象を与えるのも特徴です。
・スプリットレザー(床革)
床面のみで構成されたレザーです。
レザーは漉き加工によって厚みを調整されることが多く、その際に分離された床面がスプリットレザーとして利用されます。
銀面を持たないため、耐久性は他のレザーと比べて劣る傾向がありますが、その分コストを抑えやすく、用途に応じて使われています。

今回はレザーの表面や質感について、ちょっとした知識をまとめてみました。
こういった点を意識しながら、手元にあるレザー製品を何気なく眺めたり、比べてみると、意外な違いに気づけて面白いかもしれませんね!
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