「さみしい夜にはペンを持て」という本を読みました。
読んでいて、懐かしい気持ちになりました。
小学生や中学生のころ、作文や日記が苦手だったことを思い出したからです。
当時は、今よりも頭をつかうことに慣れておらず、
読書感想文のために本を読むことがあっても、
本の内容じたいに関心が向けられず、読み終わってから断片的な情報しか残っていないということが多かったかもしれません。
だから、感想としてうまく整理して言葉にできなかったんだと思います。
比較的面白いと思えた本でも、
いざ感想を書こうとすると、うまい言葉がみつからず、でもうまく書きたくて、
意味を十分に理解しないまま、表面的な魅力だけで言葉を使ってしまっていたように思います。
たまーに、面白く読めて、内容もよく覚えていたから、要点を羅列することはできました。
でも、一番印象に残ったところについて丁寧に掘り下げることができなくて、やっぱり、感想文という形にすることは難しかったです。
整理されていてわかりやすい本を読んでも感想文が書けないのだから、日常の出来事や思い出について書く作文も同じように苦手でした。
振り返ってみると、子供のころは今よりもぼーっと生きていて、何かを深く観察したり、自分が何を感じているのか意識したりするのが少なかったのかもしれません。
前置き(過去の振り返り)が長くなりましたが、
この本には、そんな子供のころには難しく感じていたことを、どうしたら、取り組みやすくできるかということが、とてもわかりやすく、書かれています。
たこの男児とヤドカリのおじさんの対話形式で書かれていて、
おじさんの話に対して、タコの男児がつまづいていると、おじさんがさらにわかりやすく言い換えたりして、話しが進んでいきます。
なので、こどもにはやさしくて、大人には子供に説明するときの話し方などが参考になる本だと思いました。

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