「butter」という本を読んでいます。
自分にないものを持っている人に引き込まれていくこと、
でも、それは、表現が巧妙なだけだったかもしれないということ、
身近なものの魅力に気付いたことで、見失っていたものを取り戻すこと、
本当は、引き込まれていたのではなく、引き込ませていたということ、
そんなことを感じる本でした。
女性として、どうあることが幸せなんだろうと考えることもできました。
自分のできることやしたいことに、どれだけ情熱を注いでいたか、が大事だと思いました。
そうすることで、男性を支える専業主婦も、男性と肩を並べて働くキャリアウーマンも、
どちらも、自分たちのしていることについて、説得力をもって語れる…んじゃないかな、と思いました。
主人公の記者が、容疑者の家庭的(?)な魅力に引き込まれながらも、
徐々に、自分の立場や力を取り戻そうとしていった過程、
男性しか味方がいなかった容疑者が、ある記者とのかかわりを通して、
女性どうしのつながりというものに惹かれていた過程、
そのどちらも、それぞれにとっては、それぞれの中で、価値のあるものなんじゃないかな…と感じました。
おいしそうな食べ物や料理の描写が細かくて、食欲をそそられながら、こんな風に感じていました。

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