私は小学生のころから、周りの男子に「ぶりっ子」と言われることがありました。特別何かをしたわけではないのに、ピンクが好きだったり、可愛いものが好きだったりするだけで、そう言われてしまうことがとても嫌でした。その言葉が残ってしまい、だんだんと「ピンクが好きな自分」を表に出すのが怖くなっていきました。
その影響で、ピンクの洋服や小物を選ばなくなり、「本当は好き」なのに好きじゃないふりをするようになりました。私自身AKB48などのアイドルが好きだったのですが、「ぶりっ子って言われたらどうしよう」という気持ちが強くて、周りの人に好きだと言えなくなってしまいました。
本当の気持ちを隠すことが、いつの間にか当たり前になっていました。
そんな私が変わるきっかけになったのは、高校生になってから仲良くなった友達の存在です。
その友達は、ピンクが好きで、かわいいアイドルが大好きで、いつも自分の「好き」を大切にしてる子でした。最初は、「すごいな」と思う反面、正直少し羨ましくもありました。
その時、その友達に勇気を出して気持ちを話したことがあります。
「ピンクが好きっていうと、ぶりっ子って言われてきたから怖い」と伝えたとき、その子はとても自然に、「ピンク好きでも全然ぶりっ子じゃないよ。好きでいいんだよ」と言ってくれました。
その一言に、心がスッと軽くなったのを今でも覚えています。
否定されると思っていた「好き」を、まるごと受け止めてもらえた気がしました。それから私は、少しづつ「アイドルが好き」「ピンクが好き」という気持ちを周りにいえるようになり、ピンクの洋服もたくさん着るようになりました。
もしあの友達と出会っていなかったら、今でもきっと私は、「本当は好きだけど言えない自分」のままだったと思います。ありのままの自分を認めてくれたこと、背中を押してくれたことに、今でも心から感謝しています。
この経験を通して、私は強く思うようになりました。これからは、無理に自分を変えたり、誰かに合わせたりするのではなく、自分らしく生きていきたいということ。
そして、ありのままの自分を好きでいてくれる人、理解してくれる友達を大切にしていきたいと思いまいした。
「好き」を我慢しなくていい。
「自分らしさ」を隠さなくていい。
そう思えるようになった今の自分を、少し誇らしく感じています。
これからも、自分の気持ちを大切にしながら、一歩ずつ前に進んでいきたいです。

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