
正月の祝い納めをして「小正月」の飾り物を収める日。飾りにつけた団子をこの日に食べる地方もある。
この日をもって正月の行事は終了となる。
正月料理の鰤(ぶり)や鮭もこの頃には頭と骨しか残らず、それを汁物や煮物に仕立て最後のご馳走にして食べることから、西日本の各地では「骨正月」「頭正月」とも言われている。
ほかの地方でも「乞食正月(石川県)」「棚探し(群馬県)」「フセ正月(岐阜県)」等と言い正月のご馳走や餅などを食べ尽くす風習がある。
この時期は大寒の時期でもあり、「二十四節気」の一つで第4番目にあたり、現在の定気法では太陽黄経が300度の時で1月20日頃である。
「大寒」の日付は近年では1月20日または21日であり、年によって異なる。(2026年は1月20日)
「大寒」のひとつ前の節気は「小寒」(1月5日頃)でひとつ後の節気は「立春」(2月4日頃)である。「大寒」は期間としての意味もあり、次の節気の「立春」の前日までの期間をさす。
西洋占星術では「大寒」が宝瓶宮(ほうへいきゅう:みずがめ座)の始まりである。
「小寒」から「立春」前日の「節分」までの約30日間を「寒」「寒中」「寒の内」と呼び、「大寒」はその真ん中にあたり一年で最も寒い時期であり、各地で一年の最低気温が記録されることが多い。
江戸時代の暦の解説書「こよみ便覧」では「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と説明されているが「小寒の氷大寒に解く」という言葉もあり、小寒に比べ大寒のほうが暖かい場合もあり、この言葉は必ずしも順序通りにいかないことの例えとして用いられることもある。
武道ではこの頃に精神を鍛錬するための「寒稽古」が行われることが多い。また、寒気を利用した食べ物である凍り豆腐や寒天、酒、味噌などを仕込む時期でもある。
「大寒」の朝の水は一年間腐らないとされており、容器などに入れて納戸に保管する家庭もある。また、この日に産まれた卵は栄養価が高いなどと言われている。
大寒に由来する記念日として「甘酒の日」「血栓予防の日」「ぬか床の日」「シマエナガの日」等がある。
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