今の自分につながっている出来事で最初に思いつくのは、幼少期に図鑑を読んだり、ゲームの設定資料集を眺めたりしていたことですかね。
当時、僕はあまり運動神経が良いタイプではなかったので、家ではゲームをするか、小学館の昆虫図鑑や恐竜図鑑を読んでいました。
特に何かを目指していたわけでもなく、ただ知らないことを知るのが面白かったんだと思います。
中学に入ると、いつの間にかそうした読書の習慣はなくなってしまいました。代わりに、苦手だったスポーツを必死に克服しようとバスケ部に入り、高校までなんとなく続けていました。今振り返ると、「もっと読書をしておけばよかったな」と思うこともあります。
でも、30歳になった今、僕は読書にかなりハマっています。
そう考えると、幼少期に図鑑を読んでいたことと、今こうして毎日読書をしていることは、意外とつながっているのかもしれません。一度離れたからこそ、今になって読書が自分にとって大切なものになった。そう考えれば、中学や高校の頃に読書から離れていた時間も、決して無駄ではなかったんじゃないかと思うんです。
思えば、30歳になるまでは「趣味は?」と聞かれても、これといってはっきり答えられるものがありませんでした。
だからといって、それまでの自分が空っぽだったわけではない。ゲームをしたり、図鑑を読んだり、スポーツをやってみたり、仕事をしたり。その時々で、自分なりに世界との接点を探していたんだと思います。
そして、そうやって過ごしてきた時間が、今の自分につながっている。
他人の趣味や生き方がSNSを通してたくさん流れてくる現代では、「自分には何もない」と思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、今の自分につながっているものは、案外、昔の自分が何気なくやっていたことの中にあるのかもしれません。
だからこそ、他人と比べるよりも、自分がこれまで何に興味を持って、何に触れてきたのか。
そんな自分自身のルーツを見失わないことが、大切なんじゃないでしょうか。
以上、電気ひつじでした。

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