
こんにちは。利用者Fです。
今回は私自身が体験した不調について、そしてそれをどのように対処してきたかについてご紹介させていただきます。
私はうつ病を6年ほど患っており、就労などが難しい状況のためキャリカクへ通い始めました。その前は就労移行支援事業所に通っていましたが、心身の体調不良が続いたため、B型事業所で療養と生活リズムの構築を目指すことになりました。
それから少しずつキャリカクに通っていましたが、今年の6月末ごろに大きな不調の波が訪れ、強い鬱状態が続きました。症状としては、強い不安、不眠、意欲の不振などがあり、キャリカクに通うことも難しい状況が続きました。
鬱の具体的な原因としては、対人コミュニケーションの疲れや、作業に集中しすぎるがあまり、自分の体力などのリソース管理がうまくいかなかったことが思い当たります。

鬱症状の中でも、特に辛かったのは不眠です。個人的には、メンタルの不調は睡眠リズムの不調に起因することが多く、眠れない日は翌日もメンタルの不調が続きます。そのため不眠は鬱症状でありながら、鬱症状を強める原因にもなりました。
また、鬱症状が現れると日中の生活リズムが崩れるため、結果的にその晩も不眠症状が強く出るという悪循環に陥っていました。
しかし、様々な対処法を試していくにつれ、ここ1ヵ月ほどで鬱症状が回復してきました。
今回は同じような症状に悩んでいる方に向け、効果的だった対処法を3つ挙げさせていただきます。

あくまで自分の場合ですが、メンタルの不調は睡眠の不調が原因である場合が多いです。
逆に言えば、生活リズムや睡眠時間を整えることで、メンタルの不調を和らげることができます。具体的には、「服薬・就寝の時間を定める」ことで生活リズムを整え、結果的に睡眠時間を整えることにも繋がります。
いい睡眠を継続的にとっていくことで、メンタルも安定してきました。

不調が出つつあった6月中旬ごろ、キャリカクのサポーターさんにいただいたのが、「持続可能な生活を」という言葉です。
つまり、「今日も明日も全力で頑張る」のではなく、「これからも生活を続けていくために、頑張りすぎない」という意味です。
常に頑張り続けていては、いつか疲れ切って燃え尽きてしまう危険性が高いです。
以前の私は「できるなら全力で頑張らなければ」と考え、常に100%の力を出そうとしてばかりいました。
しかし、だからこそ大きな不調の波に飲まれてしまいました。
今では「明日もこの生活を続けるために、今日は無理しない」ということを意識するようにしています。
もちろん時には頑張ることも必要ですが、無理に毎日頑張るのではなく、「必要な時のために少しゆとりをもって生活する」という意識を持つことも大切だと学びました。

鬱状態の時には、様々な悩みが脳をよぎります。
「この不調が一生続いたらどうしよう」や
「最近全然眠れなくて心身がつらい」
「いつになったら就職できるんだろう」などが私の具体例です。
ここで重要なのは、「すべての悩みに対処する必要はない」ということです。
もちろん、物によっては対処した方が楽になる悩みもあります。
しかし、「将来への不安」など、その場ではどうしようもない悩みに関しては対処のしようがありません。そのような悩みは、「時間が解決する」という場合もあるのです。
「対処する悩み」と「対処しない悩み」の区別は、「その悩みがどこまで具体的か」を基準に考えるのがオススメです。
例えば、「体調」や「就労」などのはっきりした悩みは、ドクターや支援機関に相談することである程度予測や目標を立てることができます。
一方で「将来への不安」などのモヤモヤした悩みは、漠然としすぎてどこから手をつければいいのか分かりません。もちろん相談することで少し楽になる場合もありますが、楽にならない場合もあります。
そういった悩みは解決が難しいため、いっそ「時間が解決するまで待つ」ということも一種の対処となります。
もちろん、悩みがある状況は不安になりますが、その悩みを「忘れられる時」もあるのではないでしょうか。
例えば、趣味に没頭している時。信頼できる人と話している時。
そんな「悩みが隙を見せるタイミング」を見つけることで、少しずつその悩みから離れることができます。
私の場合は、「解決できない悩みは鬱病の特性だ」と割り切ることで、それに囚われて悩み続けるのではなく、「不調を治すためにどうするか」という具体的な悩みにすり替えることにしています。
時間稼ぎではありますが、自分は良くも悪くも忘れっぽいので、時間が経てば「何に悩んでいたんだっけ?」と忘れてしまうこともあります。
時間稼ぎは、そういう意味では悩みへの一つの対処法とも言えるでしょう。
いかがでしたか。
あくまで自分の対処法にすぎませんが、少しでも同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。
私はまだ鬱病と格闘し続けていますが、これも一生続くわけではないと思えるようになりつつあります。
ゆっくりと心穏やかに生活できる日が来るまで、持続可能な生活を心掛けたいと思います。
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