小中学生時代、ホラーのアニメや本が好きでした。
小学生のころは、怪談レストランというアニメや本にハマっていました。
当時は2年生で、やりたくもないお笑い係になってしまい、毎週火曜日、お笑い係として活動することがとても憂鬱…という状況でした。
そんな中で、毎週火曜日夜に怪談レストランのアニメが放送されることが救いになっていました。
アニメが終わってから本を買ってもらうことになりました。
いろんなシリーズがあるのですが、私は、1幽霊屋敷レストランと、31霊界通信レストランを買ってもらい、読んでいました。そのほかのシリーズは図書館で借りたこともありました。
読んでいたのは今からかなり前ですが、ひとつだけ印象に残っている話があります。
それは、1幽霊屋敷レストランの中の「ゴロンゴロン」という話です。
確か、「足がない幽霊の女性看護師が自分の死体をのせたストレッチャーを「ゴロンゴロン」と押しているところを、ある少女が忘れ物をしてやってきた。看護師に気づいた少女はトイレの一番奥に隠れた。
看護師もそこまで追いかけてきて、前のトイレから順番にノックをしては開けて「いな~い」「ここにもいな~い」と言う。少女が隠れている一番奥のトイレの扉はノックせず、静かになったことに安心して少女は顔をあげると、その看護師はにやぁとした表情で扉に上ってこちらをのぞいていた。それを見た少女は気絶した。看護師は気絶した少女の命を奪うことはせず、体育館の外に運んだ。」…みたいな話でした。
当時はこの話だけ繰り返し読んでいました。
それくらいなぜかこの看護師の幽霊に興味を持っていました。
中学生の頃は、少女漫画のりぼんが発行していた石川えみさんの「絶叫学級」というシリーズが好きでした。絵が好きでした。少女漫画らしいかわいらしさと怖いという感情がリアルに伝わってくるような絵でした。当時は美術部で、石川えみさんの不気味ば笑みを浮かべた少女や恐怖を感じている少女の表情ばかり模写していました。どんな話だったかは、正直あまり覚えていませんが、当時は夢中になって読んでいました。
おそらく当時は、
怖いものを怖がらずに楽しんでいる自分はかっこいい、とか
こんなにも人を怖がらせる存在は凄い、みたいに思っていたのだと思います。
今ではホラーに触れることはほとんどありません。
今思うのは、幽霊たちにも普通の人間として生きていた過去があって、人を驚かしたり、恐れさせる幽霊となったのは、どういう生き方をしていたからなんだろう。…といった方向に冷静に考えるようになってしまいました。怖いもの見たさみたいなものが薄れてしまった気がします。
幽霊とは別の意味での怖さを知ったことで、ホラーから離れていったのだと思います。

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