好きな景色がありました。
東京に遊びに行ったときの、新幹線やゆりかもめラインから見える、夜景の中の高層マンションを見るのが好きでした。
部屋の明かりが灯っているところもあれば、灯っていないところもあり、
あまりのぞくのも悪い気がしますが、そういった様子からは、人々の日常が都会の夜景に取り込まれているように見えました。
そんな風に、都会の夜景の一部になれている人たちへの憧れが湧いていたんだと思います。
そういった夜景を見るときは、名古屋に帰るとういうタイミングであることが多かったので、
もう東京とはバイバイなんだ と少し寂しく感じる気持ちもありました。
ドキドキや憧れ、寂しさなど、いろいろな気持ちが混ざり合って、惹かれていたように思います。
でも、今はその景色をみても同じように感じることができません。
何度か東京に行くまでに経験したことによって、変わったところがあり、昔好きだった景色を見る感じ方も変わっていったのだと思います。
一瞬、あの頃の純粋さを取り戻したい と思いましたが、すぐに、それはまた傷つくことじゃないか と冷静になってしまいました。
色々書いていたら、
まだ幼かったあの頃はできなかった、言葉にするということを通して、純粋さを失わずにいられたらそれでいい という感じになっていました。

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