
「頑張りたい気持ちはあるけれど、何から始めればいいか分からない」
「目標を立てても、途中で続かなくなってしまう」
「大きな目標を考えると、かえって不安になる」
そんな経験はありませんか?
就労や生活に向けて何かを始めるとき、最初から大きな目標を立てる必要はありません。
むしろ、「これならできそう」と思える小さな目標を立てることが、継続や自信につながることがあります。
今回は、小さな目標を立てるメリットについてご紹介します。
大きな目標は魅力的ですが、その分「何をすればいいのか」が分かりにくくなることがあります。
たとえば、
「就職したい」
という目標だけでは、今日何をすればよいのか迷ってしまうこともあります。
そこで、
・今週は決めた日に通所する
・今日は30分作業に取り組む
・分からないことを1回質問する
・朝決めた時間に起きる
・新しい作業を1つ体験してみる
など、行動が具体的に分かる目標にすると、取り組み始めやすくなります。
「まず何をするか」が見えることは、行動へのハードルを下げることにつながります。
小さな目標には、達成したかどうかを振り返りやすいというメリットもあります。
たとえば、
「もっと頑張る」
という目標では、どこまでできたら達成なのか分かりにくいですよね。
一方で、
「午前中の作業に参加する」
という目標なら、
「今日はできた」
と自分で確認できます。
こうした小さな達成を積み重ねることで、
「自分にもできることがある」
「前より少し進めている」
と感じられるようになることがあります。
目標は、高ければ高いほど良いわけではありません。
大切なのは、今の自分に合っているかどうかです。
たとえば、週5日の通所を目標にして無理をしてしまうよりも、まず週2日を安定して続けることが大切な場合もあります。
小さな目標を試してみることで、
「このくらいなら無理なく続けられる」
「少し負担が大きかった」
「次はもう少し増やせそう」
と、自分に合ったペースを知ることができます。
目標は、一度決めたら絶対に変えてはいけないものではありません。
そのときの体調や状況に合わせて、少しずつ調整していくことも大切です。
目標を達成できなかったとき、
「自分はダメだ」
と感じてしまう方もいるかもしれません。
しかし、小さな目標であれば、
「どうしてできなかったのか」
「次はどうすればやりやすいか」
を考えやすくなります。
たとえば、
「朝10時までに通所する」という目標が難しかった場合、
「前日の就寝時間が遅かった」
「準備に思ったより時間がかかった」
など、理由が見つかるかもしれません。
そこから、
「前日は30分早く寝てみる」
「荷物は前日に準備する」
といった次の工夫につなげることができます。
達成できなかったことも、次に活かせる大切な材料になります。
小さな目標は、それだけで終わるものではありません。
積み重ねていくことで、大きな目標に近づいていきます。
たとえば、
「将来は一般就労を目指したい」
という目標がある場合、
「決めた日に通所する」
↓
「作業に一定時間取り組む」
↓
「分からないことを相談する」
↓
「新しい作業に挑戦する」
↓
「自分の得意・苦手を知る」
というように、一つひとつの経験が次のステップにつながっていきます。
大きな目標だけを見ると遠く感じることもありますが、目の前の一歩に分けることで進む方向が見えやすくなります。
同じ事業所を利用していても、目標は人それぞれです。
ある人にとっては、
「週5日通所すること」
が目標かもしれません。
別の人にとっては、
「まず週1日、外に出ること」
が大切な目標かもしれません。
どちらが上、下というものではありません。
自分の体調や生活状況、将来の希望に合わせて、その時の自分に必要な目標を考えることが大切です。
「目標を立てましょう」と言われても、
「何を目標にすればいいのか分からない」
ということもあります。
そんなときは、一人で決める必要はありません。
職員と、
「今困っていること」
「できるようになりたいこと」
「最近できるようになったこと」
「将来やってみたいこと」
などを話しながら、一緒に考えていくこともできます。
今すぐ将来の目標が決まっていなくても大丈夫です。
まずは目の前の小さな一歩から考えていきましょう。
大きな目標を持つことも大切ですが、その目標に向かうためには、一つひとつの小さな行動が必要です。
「今日はここまでやってみる」
「今週はこれを続けてみる」
そんな小さな目標でも、達成を積み重ねることで、自信や次の挑戦につながっていきます。
キャリカク茗荷谷オフィスでは、利用者さん一人ひとりの体調や希望に合わせて、無理なく取り組める目標を一緒に考えていきます。
「何から始めればいいか分からない」
「働きたいけれど自信がない」
「小さなことから挑戦してみたい」
という方も、まずはお気軽にご相談ください。
自分に合った一歩を見つけるところから、少しずつ始めていきましょう。
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