
就労継続支援B型事業所で作業をしていると、
「今日はなぜか集中できない」
「作業を始めても、すぐに別のことが気になってしまう」
「頑張ろうと思っているのに、なかなか手が進まない」
という日もあるかもしれません。
集中力には、その日の体調や睡眠、気分、周囲の環境など、さまざまなものが影響します。
そのため、毎日同じように集中できなくても不思議なことではありません。
大切なのは、「集中できないから今日はダメ」と考えるのではなく、今の状態でも取り組みやすい方法を見つけることです。
「この作業を全部終わらせよう」と考えると、作業量が多く感じられ、なかなか始められないことがあります。
そんなときは、目標を小さくしてみるのも一つの方法です。
たとえば、
・まず10分だけ取り組む
・まず1件だけ入力する
・まず資料を開く
・まず必要なものを準備する
など、「これならできそう」と思えるところまで作業を小さくしてみます。
一度始めてみることで、そのまま作業を続けられることもあります。
集中しづらいときには、長い作業を一つの大きな仕事として考えるより、いくつかの小さな作業に分けると取り組みやすくなることがあります。
たとえば、「資料を作る」という作業なら、
①必要な情報を集める
②タイトルを書く
③内容を入力する
④誤字を確認する
⑤最後に全体を見直す
というように分けることができます。
一つ終わるごとに区切りができるため、「ここまでできた」と進み具合も分かりやすくなります。
集中できないときに、「もっと頑張らなければ」と無理に作業を続けてしまうと、さらに疲れてしまうこともあります。
そんなときは、一度作業から離れてみることも大切です。
・少し席を離れる
・水分を取る
・ストレッチをする
・目を休める
・数分間ゆっくりする
短い休憩を取ることで、気持ちを切り替えられることがあります。
休憩することも、作業を長く続けるための工夫の一つです。
人の話し声やスマートフォンの通知、机の上にある物などが気になり、集中しづらくなることもあります。
その場合は、
・スマートフォンを見えない場所に置く
・作業に必要なものだけ机に出す
・今やる作業をメモしておく
・可能であれば落ち着いて作業できる場所を相談する
など、環境を少し変えてみることもおすすめです。
「集中力がない」と考えるだけでなく、自分が集中しやすい環境を知ることも大切です。
どうしても一つの作業に集中できないときには、別の作業へ切り替えることで取り組みやすくなる場合もあります。
たとえば、
「文章を考える作業は難しいけれど、データ入力ならできそう」
ということもあるかもしれません。
その日の状態によって、取り組みやすい作業とそうでない作業が変わることもあります。
無理に同じ作業を続けるのではなく、職員と相談しながら、その日に取り組みやすい方法を考えてみましょう。
集中できないことを、自分一人で何とかしなければならないわけではありません。
「今日はなかなか集中できません」
「この作業を続けるのが少しつらいです」
「どう進めればいいか分からなくなりました」
と職員に伝えることも大切です。
相談することで、
・作業の進め方を一緒に考える
・作業量を調整する
・休憩を取る
・別の作業に変更する
など、その時の状況に合った方法が見つかることもあります。
困ったことを相談できることも、働くうえで大切な力の一つです。
集中できない日だけを見るのではなく、反対に「集中できた日は何が違ったのか」を振り返ってみることもおすすめです。
たとえば、
「前日はよく眠れていた」
「午前中の方が集中しやすかった」
「作業内容が自分に合っていた」
「最初にやることを決めていた」
など、自分なりの傾向が見つかることがあります。
自分が集中しやすい条件が分かれば、次の作業にも活かすことができます。
毎日、同じ調子で作業できる人ばかりではありません。
「今日は思ったほど作業が進まなかった」という日があっても、それだけでこれまでの頑張りがなくなるわけではありません。
大切なのは、
「できなかった」と終わらせるのではなく、「次はどうすれば取り組みやすくなるだろう?」と考えてみること。
作業時間を短くする。
休憩を入れる。
作業を細かく分ける。
誰かに相談する。
小さな工夫を試しながら、自分に合った方法を少しずつ見つけていきましょう。
キャリカク茗荷谷オフィスでは、利用者さん一人ひとりの体調や得意なこと、苦手なことを確認しながら、無理なく取り組める方法を一緒に考えていきます。
「集中力に自信がない」
「長時間作業できるか不安」
「自分に合った作業が分からない」
「働くための練習から始めたい」
という方も、まずはお気軽にご相談ください。
自分に合った工夫を見つけながら、焦らず一歩ずつ取り組んでいきましょう。
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