去年の冬に、なぜだか急に東京の友達に逢いたくなって、車椅子での一人旅をノープランで決行いたしました。
今までは、どこへ行くにも車移動が主でどのように行こうかと考えた挙句、中学生以来の新幹線だぁーと思い立ち調べました。宿もどこにしようかと思い、正直、東京で友達が来られる範囲ならどこでも良くて、これも宿の値段が安くて空室がある所で浅草に決めました。
新幹線なんて1人では乗ったことが無くて、最寄り駅から東京駅までのチケットを駅まで買いに行くと新幹線て障害者は半額で乗れるんだね。驚きました。指定席も「車椅子から席に乗り換えられますか?」と聞かれて「はい」と答えると「普通の席と個室、どちらになさいますか?」と聞かれ、同じ値段というのも言われたので「個室で」と迷わず答えました。
一人旅当日。
ただ、友達と飲みに行くというだけの旅なので、荷物はほぼ手ぶらでカバン一つで東京へ向け、いざ出発。
最寄駅から名古屋へ、まぁこのあたりまでは見慣れた風景で地元と比べれば都会へ来たなぁという感じで不安と期待を胸に東海道新幹線へ!
これが車いす用の個室。
思ったより、快適。
一人でこの空間を満喫しながら名古屋を出る時に買っておいた
初めての駅弁、名古屋名物ひつまぶし成り。
流れゆく景色を観ながら鉄道の旅を楽しみました。
思ったよりあっさりと東京へ到着すると、人の多さに驚きました。けれども楽しくて四方に人が要るにも関わらず、友達との合流まで東京駅をうろうろして、東京駅だけで1日楽しめるなぁと思っていました。
車椅子なので人の頭の高さが随分上なので、周りを見渡すことはできないけれど進んでも進んでも人だらけだぁと思い、とにかく壁のある方へ行こうと思って上の案内を何とか見ながら、人波から逃れ壁に付き友達と連絡を取り温かい駅員さんの案内で友達と合流して、とりあえず宿へ荷物を置いてわざわざ浅草まで来て何処にでもあるような居酒屋へ行きました。
1人の朝を迎え、とにかくチェックアウトの準備だけしておいて朝食をいただきに食堂へ。本当はビュッフェが良かったんだけどそんな贅沢は言ってられなかったので宿で用意された朝食。和食、洋食、カレー。ん?
朝からカレー!?
宿の名物料理らしく素直にいただきました。見る方が見れば何処の宿か?わかるかもしれませんね。オムレツが得意らしいですよ。
コーヒーも飲みたかったのでいただいて、目が覚めたところでノープランなので帰るだけだと思ってチェックアウトをして、ただ駅へ向かうだけなのに案の定迷いました。周りは8割が外国人の方。外国人の波について行ってみようと思ったら、雷門に到着。
雷門デカい!
何とか、観光らしいことをしたと心を躍らせて帰ろうと東京駅へのタクシーを拾おうとしたが、地元のようには拾えない。デカくて白いワンちゃんに囲まれたり、交差点を1時間かけて1周したりして、何処かの駅へ行こうと思って少し動けば駅は見つかった。日本の鉄道の駅員さんは素晴らしい。安くて速く東京駅への行き方を教えてくれた。
東京駅に到着すれば、何とかなると思ったら東海道新幹線の改札がわからず再び迷った。「トウカイドウシンカンセン」と地図を見ながらつぶやいた外国人の方の後をついて行ったら、あった!ちょっと早いけど改札をくぐっちゃおうと改札から入ったところで外国人の方とぶつかってしまった。思わずと言うか、なんか言わなきゃと「Sorry」となんとか言ってみたら「オハヨウゴザイマス」と言う言葉が帰って来た。俺の英語ってそんなにダメか?と思ったけどしょうがない。東京の締めはそんな具合に終わった。
楽しみな新幹線を味わいながら、やっぱり腹が減っては何たらで駅弁を
幕の内弁当
東京名物がわからなかったので幕の内弁当を買っていただきました。東京らしいものってなんだ?赤味噌は、やっぱり地元の方が美味しいなぁと思いながら、また流れる景色を見ながら新幹線を満喫しました。
車椅子で諦めていた一人旅だったけど、何とかなるものだと自信になりました。一人旅と言っても多くの方々の支えがあってできたもので人々の温かさを感じると共に感謝の気持ちと思いやりを改めて感じた旅でした。
また、いろんな所へ行ってみたいです。
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