こんにちは、利用者のHです。
今回は以前書いたドジャース・山本由伸投手の、日本球界時代のことを書こうと思います。
2016年 ドラフト4位でオリックス・バファローズに入団した山本投手でしたが、
学生時代から変わらず体力がなく、先発でマウンドに上がっても、5イニングを投げ切るのが精一杯でした(日本球界では、先発ピッチャーが長いイニングを投げることが理想とされています)。
2017年 8月に初登板、初勝利しますが、その後中継ぎや抑えにまわります。
山本投手自身も先発で投げられない自分の体力のなさや、学生時代に痛めた右ひじの痛みなどに悩んでいました。
そんな時に接骨院開業医の矢田修氏(現専属トレーナー)と出会います。
この出会いが、山本投手にとって野球人生を大きく変えることになりました。
矢田氏のトレーニング法はとても異色なものでした。
スポーツ選手にとって当たり前のウェイトトレーニングは取り入れず、マット運動や逆立ち、やり投げなど、とにかく体幹を鍛えること、体を正しく動かすことに重点をおきました。
体を一本の竹に例え、力やバランスを均等に保つことで、正しく等しく動かすことができ、より強く柔軟な投球ができ、けがのしにくい体に作り変えたのです。
しかし当時、このトレーニング法は理解されず、笑われたり、反対されることもありました。
実際、山本投手をスカウトしたスカウト関係者も、苦言を呈したそうです。
しかし山本投手は自分の目と直感を信じました。
スカウトマンには「だめだったら野球をやめる、引退する。」と言ったそうです。
そのトレーニングが、結果を出し始めます。
投手として、数々の記録を出し始めたのです。
2018年 中継ぎで54試合に登板、NPB史上初10代で、30ホールドポイント(中継ぎ投手 の貢献度を示す指標)
2019年 本格的に先発に転向。防御率1.95を記録し、最優秀防御率を獲得。
2020年 149奪三振を記録、最多奪三振賞を獲得。
2021年〜2023年 3年連続パ・リーグ優勝。最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振、最高 勝率の投手4冠を達成。
2022〜2023年 2年連続、ノーヒットノーランを達成。
3年連続の投手四冠は、日本プロ野球史上初の快挙。
結果が出たことで、山本投手のトレーニングを笑う人はいなくなっていました。
山本投手は、自身が笑われたくやしさよりも、トレーニングそのものを認めてもらえたことが、うれしかったようです。
当時の日本球界を代表する投手になった山本投手は、メジャーリーグに挑戦することを決めます。
山本投手の野球人生は、日本からメジャーへと舞台を移すのです。
この先は、また次回書けたらと思います。
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