
こんにちは。利用者のジャッキー・ケンです。
パソコンで文章を入力しているとき、ふと思うことがあります。
「頭の中では、ちゃんと正しい文章だったんだけどな……」
タッチタイピングに慣れてくると、キーボードを見なくても文字を入力できるようになります。
脳では文章を考え、目は画面を確認し、指先はものすごい勢いでキーボードを叩く。
考えてみれば、これはなかなか見事な連携プレーです。
ところが――。
指先は、ときどき裏切ります。
脳:「『お疲れ様です』と入力してください」
指先:「了解しました!」
カタカタカタカタ……。
画面を見る。
「お塚れ様です」
脳:「誰だ、“塚”を呼んだのは!」
指先:「すみません。押し間違えました」
目:「発見しました。修正をお願いします」
こうして、人体部位による緊急会議が始まります。
しかも誤字は、一文字だけとは限りません。
急いで入力していると文字の順番が入れ替わったり、違うキーを押したり、変換候補まで予想外の方向へ進んだりします。
脳は正しい。
本人も正しいつもり。
ところが画面だけが、まったく違うことを言っている。
これがタイピングの面白いところです。
そして現代では、指先はかなりの働き者です。
仕事ではキーボード。
休憩時間にはスマートフォン。
SNSではスクロール。
メッセージではタップ。
買い物では最後の「購入する」ボタンまで担当します。
一方、目も大忙し。
パソコンを見て、スマートフォンを見て、入力した文章を確認して、誤字を発見する。
つまり現代人の身体では、
脳が考える。
指先が入力する。
目が監査する。
という、小さな会社のような仕事が一日中行われているのかもしれません。
そして、誤字を発見すると――。
脳:「誰が間違えた?」
目:「私は見つけただけです」
指先:「…………」
たぶん一番気まずいのは、指先です。
でも、そんな指先も毎日ものすごい量の仕事をしています。
完璧に入力できなくても、最後に目が見つけて、脳が判断して、また指先が直せばいい。
タッチタイピングとは、単なるパソコンスキルではなく、
脳・目・指先によるチームプレー
なのかもしれません。
今日もキーボードの上では、指先社員が働いています。
カタカタカタカタ……。
脳:「よし、ブログ完成!」
目:「最終チェックします」
指先:「任せてください!」
脳:「……さ、、最後だけは慎重に頼む。」

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