こんにちは!キャリカク小田原オフィスです。
小田原駅から歩いて10分ほどのところにある、パソコン特化型の就労継続支援B型事業所です。相模湾の景色をたまに眺めながら、利用者の皆さんが一般就労ややりがいのある作業に向けて日々スキルを磨いています。
さて、本日10月6日は、歴史的な記念日である「すぐやる課の日」(または役所改革の日)です。
1969(昭和44)年のこの日、千葉県松戸市役所に市民の要望へ素早く対応する全国初の「すぐやる課」が設置されました。
今回は、この「すぐやる課」の誕生背景や歴史を深掘りしながら、私たちが日々のパソコン作業やスキルアップ、そしてお仕事において大切にしたい「行動のスピードと柔軟性」について考えていきたいと思います。

今から半世紀以上前の1960年代、高度経済成長期の真っただ中だった松戸市は、急激な人口増加に見舞われていました。
住宅や宅地が急ピッチで開発される一方で、道路や上下水道といった生活インフラの整備が追いつかず、市民の日常にはさまざまな困りごとや歪みが生まれていました。
しかし当時の行政は、縦割り組織の弊害もあり、「それはどの部署の管轄か」「予算や決裁の手続きはどうするか」といった手続きに時間がかかり、市民の切実な声になかなか素早く応えられないというジレンマを抱えていました。
こうした状況に風穴を開けたのが、当時の松戸市長であり、のちに巨大ドラッグストア「マツモトキヨシ」を創業した松本清(まつもときよし)氏です。
「すぐやらなければならないものですぐやり得るものはすぐにやります」
この強烈な理念のもと、市長直属の組織として発足したのが「すぐやる課」でした。
初代の課長に任命されたのは、元軍人や自衛隊勤務の経歴を持ち、「雨の日でも傘をささない」「どんな状況でも愚直に動く」と見込まれた熱い人物・臼井銀次郎氏。わずか2名の体制でスタートした同課には、発足初日から多くの依頼が殺到し、のちに全国の自治体へとこの動きが広がっていきました。
「縦割りの壁を壊し、目の前の困っている人を最優先に助ける」という姿勢は、行政の枠を超えて、私たちが仕事に向き合う上でも大きなヒントを与えてくれます。
「すぐやる課」がこれほどまでに画期的だった理由は、単にフットワークが軽かったからだけではありません。最大の特徴は、「自分の担当業務の枠にとらわれず、目の前の課題解決へ柔軟に飛び込む」という姿勢にあります。
一般的な組織では、自分の担当外の仕事に出会うと「それは他の人の仕事だから」と線を引いてしまいがちです。しかし、それではスピード感が失われ、何より頼ってくれている人を待たせてしまうことになります。
・まず一歩を踏み出すスピード感
・部署や役割の垣根を越えたチームワーク
・「どうすれば今すぐ役に立てるか」を考える柔軟な思考
これらは、変化の激しい現代社会や、私たちが日々取り組むパソコン業務、チームでのプロジェクト進行においても非常に大切な要素です。
私たちキャリカク小田原オフィスは、障害や難病を抱えながらも「一般企業で働きたい」「自分のパソコンスキルを活かして自立したい」と願う方々をサポートしています。
日々の訓練のなかでは、文字入力やデザイン、事務サポート、データ処理など、さまざまなパソコン業務に挑戦していただいています。その中で、時につまづいたり、「どう進めたらいいのだろう」と手が止まってしまう瞬間もあるかもしれません。
そんなとき、「すぐやる課」の精神のように、
・「分からないことを素直にその場ですぐ質問する」
・「小さなタスクでも先延ばしにせず、まずは手を動かしてみる」
・「仲間が困っていたら、自分の仕事の手を少し止めて声をかけてみる」
こうした小さな「すぐやる・すぐ動く」の積み重ねが、作業スピードの向上だけでなく、確かな自信や職場でのコミュニケーション力につながっていきます。
焦る必要はありませんが、一歩を踏み出すハードルを自分で下げてみることは、就職に向けた大きなステップアップになります。
今日は、1969年に松戸市役所の「すぐやる課」が誕生した歴史的な日にちなんで、行動力やスピードの大切さについてお伝えしました。
・先延ばしにせず、まずは「すぐやってみる」ことの価値
・縦割りに囚われず、柔軟に目の前の課題に向き合う姿勢
これらは、私たちが未来の一般就労をつかみ取るための強力な武器になります。
キャリカク小田原オフィスでは、見学や体験を随時受け付けています。相模湾の見える落ち着いた環境のなかで、自分のペースでパソコンスキルを磨きながら、一歩一歩「なりたい自分」に向かって進んでみませんか?
気になった方は、いつでもお気軽にお問い合わせくださいね!
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