結局精神疾患を抱えB型事業所へ通所するようになった私であるが、他人との比較はせずにそれはそれと割り切ることが出来たなら(出来なかったが)よかったのかもしれない。最初のB型事業所には計10年間くらい在籍していたのだが、ある時期から疑問を抱いてしまった。ここでチラシ折りのような作業をしていることが正しいのかと。結果論になるが私はその疑問を払しょくできなかった。そこで支援員さんと衝突することとなった。
B型事業所に限らずこれはどこにでも言える話だろうが、指示された事に素直に従えない人間はいてもらっては困るのだ。短い言葉で表現すれば迷惑でしかない。なまじっか大卒という肩書があったばかりに私は扱いにくい人間だったと思う。周りの利用者は指示したことは素直に実行する子たちばかりだったので余計に。人それぞれの考え方になるがその時の私はチラシ折りを生業にするなんてと強く意識しすぎた。その結果自分にもっとふさわしい場所がある筈と思いステップアップを願いA型事業所への通所を目指すことになった。
今の我が国の福祉システムを使いながらB型事業所から就労移行支援をへてA型事業所へ移ることはできた。ただしここで話は終わらない。A型事業所の利用者の作業のスピードに自分が全くついていけないことを思い知らされたのである。そのためA型事業所は自ら辞め再びB型へ戻ることになった。ただ時代の流れで福祉の制度も充実してきていたので、端的にB型事業所といっても種類は様々に増えていた。その中に自分にかろうじて残っている知的好奇心を満足させることが出来る、パソコンに特化した事業所もあった。そして自宅から通える範囲に存在したキャリカク藤が丘事務所を利用することとなった。
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