朝晩の冷え込みが強くなり、小田原の街並みや周囲の山々にも秋の深まりを感じる季節になりましたね。体調を崩しやすい時期でもありますので、あたたかい飲み物を選んだり、羽織ものを調整したりしながら、心地よく過ごしていきましょう。
さて、本日 10月26日は「柿の日」 です。
なぜ今日が柿の日なのかご存じでしょうか? 実は、明治時代を代表する俳人・正岡子規(まさおか しき)が詠んだ、あの有名な俳句がきっかけになっています。
「柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
誰もが一度は国語の授業などで耳にしたことがある名句ですよね。
今回はこの句の背景を少し深掘りしながら、私たちが日々キャ리카ク小田原オフィスで大切にしている「日々の変化に気づくこと」や「自分のペースで積み重ねる喜び」についてお話ししたいと思います。

1895(明治28)年の10月26日。当時、病の療養を兼ねて奈良を旅していた正岡子規は、法隆寺を訪れました。
茶店に立ち寄り、甘い柿を一口味わっていたその時、法隆寺の古鐘が「ゴーン…」と静かな秋空に響き渡ります。
・柿の「味覚・甘み」
・柿の「鮮やかな朱色」
・秋風に乗って聞こえる「鐘の音」
子規は、五感すべてで奈良の秋を感じ取り、その瞬間の感動をこの17文字に凝縮しました。全国果樹研究連合会がこの出来事にちなみ、10月26日を「柿の日」と制定したのです。
また、柿は古くから「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われるほど栄養価が高いフルーツです。ビタミンCや食物繊維が豊富に含まれており、夏の疲れを癒やし、寒くなる季節へ向けて体調を整えるのにもぴ縮です。
子規がこの句を詠んだ背景には、もうひとつ大切なエピソードがあります。
当時、子規は結核という大きな病を抱えており、体調は決して万全ではありませんでした。しかし、彼は病床や旅先の中でも決して投げ出さず、目の前にある四季の移ろいや食べ物の美味しさ、音の響きを誰よりも繊細に観察し、言葉として記録し続けました。
私たちは日々の生活や就労訓練の中で、つい「うまくいかないこと」や「将来への不安」に気をとられてしまうことがあります。
・「パソコンのタイピングがうまく進まない…」
・「新しい作業手順を覚えられるか不安…」
・「人と話すときに緊張してしまう…」
そんなときこそ、子規のように「今、目の前にある小さなこと」に意識を向けてみるのがおすすめです。
「今日のお昼ご飯が美味しかった」「窓から見える空がきれいだった」「今日オフィスまで歩けた」といった五感の気づきは、心を落ち着かせ、自分自身を安心させる大きな力になります。
柿の木は、春に芽を吹き、夏に太陽の光をたっぷり浴びて、秋に大きな実をつけます。
一朝一夕で実がなるわけではなく、時間をかけてじっくり育っていきますよね。
就労支援のステップも、これとまったく同じです。
キャリカク小田原オフィスでは、利用者様お一人おひとりの目標やペースに合わせて、さまざまなトレーニングを行っています。
・PCスキルの習得: データ入力や資料作成など、基礎から応用まで step by step で学べます。
・軽作業・実務トレーニング: 集中力や正確性を養い、達成感を味わえるプログラムを用意しています。
・ビジネスマナー・コミュニケーション: 挨拶や報連相(報告・連絡・相談)など, 職場でのスムーズなやり取りを練習します。
最初から完璧にできる人はいません。最初は小さな青い実のような挑戦でも、毎日オフィスに通い、少しずつ課題に向き合うことで、気づけば自分だけの「豊かな実り(強みや自信)」へと育っていきます。
正岡子規が柿を食べて鐘の音を聞いたように、日常の中にはたくさんの「気づき」や「成長の種」が転がっています。
「柿の日」である今日、みなさんも旬の柿を味わったり、秋の空気を吸い込んでみたりして、自分の心をほっと休ませてあげてくださいね。
そして、「そろそろ新しい一歩を踏み出してみたい」「自分に合った働き方やスキルを探したい」と感じている方は、ぜひ一度キャリカク小田原オフィスを覗いてみませんか?
スタッフ一同、みなさんが自分らしい「実り」を収穫できるよう、心を込めてサポートいたします。見学やご相談はいつでも受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください!⇩
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