
就労継続支援B型事業所を利用していると、
「今日はあまり作業が進まなかった」
「もっとできると思っていたのに……」
「周りの人と比べると、自分はまだまだだ」
と感じることもあるかもしれません。
そんなときに大切にしたいのが、できなかったことだけではなく、「できたこと」にも目を向けることです。
大きな成果でなくても構いません。毎日の小さな「できた」を振り返ることは、自分自身の変化や成長に気づくきっかけになります。
「できたこと」と聞くと、
「作業をすべて終わらせた」
「新しい仕事を一人でできるようになった」
といった大きな成果を思い浮かべる方もいるかもしれません。
しかし、日々の中にはもっとたくさんの「できたこと」があります。
たとえば、
こうした一つひとつも、大切な前進です。
自分にとって当たり前に感じることでも、以前は難しかったのであれば、それは確かな変化と言えるでしょう。
何か目標を持って取り組んでいると、どうしても「まだできていないこと」に目が向きやすくなります。
「今日は3時間作業する予定だったのに、2時間しかできなかった」
という日があったとします。
このとき、
「1時間できなかった」
と考えることもできますが、
「体調が万全ではない中でも、2時間取り組むことができた」
と捉えることもできます。
もちろん、できなかったことを振り返ることも大切です。
ただ、できなかった理由だけを考えるのではなく、その日の自分ができたことも一緒に確認することで、次の行動を考えやすくなることがあります。
毎日過ごしていると、自分自身の変化には意外と気づきにくいものです。
しかし、少し前の自分と比べてみると、
「以前より安定して通えるようになった」
「質問する回数が増えた」
「作業を続けられる時間が長くなった」
「人と話すことへの緊張が少なくなった」
など、小さな変化が見つかることがあります。
一日単位では分かりにくくても、1週間、1か月と振り返ることで、自分が積み重ねてきたものが見えてくることもあります。
できたことを見つけたら、
「なぜ今回はできたのだろう?」
と考えてみるのもおすすめです。
たとえば、
「前日に早く寝たから、朝から通所できた」
「作業を細かく分けたら集中しやすかった」
「分からないことを早めに相談したから進められた」
といった理由が見つかるかもしれません。
自分がうまくいきやすい方法が分かると、次に同じような場面があったときにも活かすことができます。
「できたこと」を振り返ることは、単に自分を褒めるだけではなく、自分に合った方法を知るためのヒントを見つける時間でもあります。
同じ事業所に通っていても、得意なことや苦手なこと、体調、目標は人それぞれです。
誰かができていることを見て、
「自分も同じようにできなければ」
と焦ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、大切なのは他の人と比べることではなく、以前の自分と比べてどう変わったかを見ることです。
昨日より少し長く作業できた。
前回より少し早く質問できた。
今週は予定していた日に通所できた。
そんな小さな変化も、積み重なれば大きな成長につながっていきます。
キャリカク茗荷谷オフィスでは、日々の作業や面談などを通して、利用者さんと一緒に振り返る時間を大切にしています。
「何ができたか」だけではなく、
「どんなところを頑張ったのか」
「前と比べて何が変わったのか」
「次はどんなことに挑戦してみたいのか」
といったことも一緒に考えていきます。
自分では気づかなかった「できたこと」に、職員との会話を通じて気づけることもあります。
大きな成果でなくても構いません。
「今日は事業所に来られた」
「一つ作業を終わらせた」
「困ったことを相談できた」
まずは一つ、自分の「できたこと」を探してみてください。
小さな一歩を振り返りながら積み重ねていくことも、自分らしい働き方を見つけるための大切な準備です。
キャリカク茗荷谷オフィスでは、一人ひとりのペースを大切にしながら、できることや得意なことを一緒に増やしていきます。
「自分に何ができるのか分からない」
「少しずつ働く準備を始めたい」
「まずは生活リズムから整えたい」
という方も、ぜひお気軽にご相談ください。
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