朝のワイドショーで「今日は何の日?」なんてコーナーを観ていると、ふと昔観ていた時代劇の記憶が蘇ることがあります。実は8月4日は、あの国民的時代劇『水戸黄門』の記念すべき放送開始日(1969年)なんです!
そこで今回は、国民的ヒーロー「水戸黄門」にまつわる“史実とドラマのギャップ”を楽しくまとめてみました。
ドラマといえば、黄門様が全国津々浦々を旅して世直しをするのがお約束ですよね。
しかし史実の徳川光圀公は、ほぼ江戸と水戸の往復しかしていません。全国を行脚するどころか、超がつくほどの「インドア歴史オタク」でした。
では、なぜ「全国を旅する」イメージがついたのでしょうか?
水戸黄門の醍醐味といえば、終盤の「この紋所が目に入らぬか!」の印籠シーン。しかし、相手が「京都のお公家さん(朝廷)」の回だけは、一筋縄ではいきません。
白塗りに麻麿(あさまろ)言葉で「たかが関東の田舎侍の印籠など、帝の臣下である麻麿には効かないお〜!ほほほ!」とイキり散らかすのが定番です。
現実的な司法権・警察権は江戸幕府(黄門様側)が握っているため、お公家さんの強がりは長く続きません。最後は黄門様の正論パンチで追い詰められ、烏帽子を曲げながら見苦しく命乞いをする……という黄金のコメディ展開へ突入します。
もし悪徳公家が「武士の腕力など無粋!この麻麿と蹴鞠で勝負しておじゃれ!」と挑んできたらどうなるでしょう?
蹴鞠のプロフェッショナルである公家に対し、武士の助さん・格さんは大ピンチ! アディショナルタイム(後半45+3分)、公家がドヤ顔で放ったボレーシュートに絶体絶命……!
そこへ「風車の弥七」が屋根裏から風車を投げて軌道をそらし(VAR介入)、こぼれ球を助さんがダイレクトヘディング、格さんがスライディングで泥臭くゴール!見事に逆転勝利をおさめます。
そして激闘の後は、お決まりの「由美かおるさん(かげろうお銀)のお風呂お色気シーン」で疲れを癒やす……これぞ完璧な水戸黄門エンタメですね!
歴史の事実を知ると、フィクションとして作られたドラマの演出やキャラクター設定がいかに計算され尽くしていたかがよく分かります。
久しぶりにあの「かっかっか」という黄門様の高笑いと、お約束の勧善懲悪ドラマを観たくなってきませんか?

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