今日、8月5日は何の日かご存じでしょうか?
そう、ミステリー漫画の金字塔『金田一少年の事件簿』の主人公、金田一一(はじめ)ちゃんの誕生日です!
「普段は幼なじみの美雪に呆れられるダラシナイ高校生。けれど、ひとたび事件が起きればIQ180の頭脳で謎を解き明かす」――あのギャップに魅了され、少年ジャンプならぬマガジンのページを熱心にめくっていた頃が懐かしく思い出されます。
因習と密室、トラウマ級の「本格ミステリー」
『金田一少年の事件簿』といえば、やはり横溝正史作品を彷彿とさせるドロドロとした血縁関係や、過疎村の古い因習、そして逃げ場のない嵐の孤島や密室といったシチュエーションが醍醐味ですよね。
『オペラ座館殺人事件』の衝撃的な開幕から始まり、『飛騨からくり屋敷殺人事件』や『魔神遺跡殺人事件』など、おどろおどろしい伝説や仮面に隠された惨劇の数々……。子供心に「夜、トイレに行けなくなるほど怖かった」というトラウマ体験を持 PAGES(ページ) も多いのではないでしょうか。
恐ろしい事件の裏には、いつも犯人たちの切なすぎる過去や怨念、深い愛憎劇がありました。「犯人の動機が重すぎて悲しい」という点も、私たちがこの作品に引き込まれ続ける理由の一つだと思います。
語り継がれる名ゼリフと魅力的なキャラクター
はじめちゃんといえば、やっぱりあの決めゼリフ。
「ジッチャンの名にかけて!」
「謎はすべて解けた!」
このセリフが出た瞬間の「キタ!!」という高揚感は異常でしたよね。
さらに、ライバルである明智警視のキザだけど超優秀な推理力、剣持警部の頼れる(?)人柄、そして高遠遙一という宿敵「地獄の傀儡師」とのジリジリする心理戦など、登場人物たちの魅力も色あせません。
時代を超えて愛される名探偵
連載開始から30年以上が経った今も、大人になった一を描く『金田一37歳の事件簿』などでその活躍を見ることができます。時代や舞台が変わっても、事件の真相を鋭く見抜き、犠牲者の想いと犯人の心に寄り添うはじめちゃんの姿勢は変わりません。
「あれれー?」と無邪気に追い詰めてくる某・米花町の眼鏡の小学生名探偵も最高ですが(笑)、泥臭く人間模様に踏み込んで謎を解く金田一一のスタイルには、やはり唯一無二の味わいがあります。
今日はお気に入りのエピソード(私はやっぱり『からくり屋敷』か『異人館村』あたりを読み返したい気分です)のコミックスを開いて、はじめちゃんの誕生日をお祝いしてみてはいかがでしょうか?
改めまして、はじめちゃん、お誕生日おめでとう!
今日もどこかで「ジッチャンの名にかけて」、見事な推理を披露してくれていることを願って。
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