ラムネとは、ビン口をビー玉で栓をした炭酸飲料のことです。
では、同じ炭酸飲料・サイダーとの違いはと言うと…入っている容器(栓)の違いです。
明治時代、サイダーはリンゴ風味で、ラムネはレモン風味でした。
リンゴ風味のフレーバーのほうが値段が高かったので、サイダーは高級品、ラムネは庶民派と住み分けがあったようです。容器はサイダーがビールと同じ王冠栓の胴長丸形ビン、ラムネはビー玉栓のガラスビンという違いがあります。なお、名称の由来は、ラムネは英語の「レモネード」ですが、サイダーはフランス語のリンゴ酒という意味の「シードル」が英語読みになったものと考えられています。
その後、容器と栓の種類が多様化し、アルミキャップ栓、缶やペットボトルが誕生。
サイダーとラムネの違いは次第にあいまいになり、現在は「ビー玉ビン入りの炭酸飲料」がラムネ、そうでないのがサイダーという定義です。
誕生から日本への伝来
ビー玉瓶の登場と日本での普及
現代への展開
明治から大正そして昭和にかけて、ラムネは気軽に喉をうるおせる庶民の飲み物として広まりました。生産のピークは1953年(昭和28年)。全国生産量は当時の炭酸飲料の約半数を占めていたと言います。その後、飲料が多様化し、また容器の主流もビンから缶・ペットボトルに移り変わることになり、現在の生産量は最盛期の5分の1程度です。しかし「夏の定番ドリンク」として、今も根強い人気を誇るラムネ。100年以上も昔、遠い異国からやってきたラムネは、現在も変わらず幅広い世代の心をとらえています。
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