皆様、こんにちは。神奈川県小田原市にある就労継続支援B型事業所「キャリカク小田原オフィス」です。日差しが一段と強くなり、本格的な夏の訪れを感じる季節になりましたね。水分補給や室温調節に気を配りながら、それぞれのペースで目標に向かって進んでいきましょう。
さて、今日7月14日は何の日かご存じでしょうか? 歴史の教科書でもおなじみの「ペリー上陸記念日」です。
1853年のこの日、アメリカの代将マシュー・ペリーが率いる黒船艦隊が、現在の神奈川県横須賀市久里浜に上陸し、江戸幕府に大統領の親書を手渡しました。この出来事は、長きにわたる日本の「鎖国」に終止符を打ち、激動の「開国・明治維新」へと突き動かす最大の転換点となりました。
一見、私たちの日常生活や就職活動とは無関係に思える歴史の1ページですが、実はここには「未知なるものとの遭遇」「大きな変化への適応」という、現代を生きる私たちにも深く通じるテーマが隠されています。今回は、このペリー上陸を少し深掘りしながら、ここ小田原との繋がり、そして私たちが新しい一歩を踏み出すためのヒントを考えてみたいと思います。
「泰平の眠りを覚ます上喜撰(じょうきせん) たった四杯で夜も眠れず」という有名な狂歌があるように、当時の日本社会は黒船の出現に大パニックに陥ったと言われています。
しかし、近年の歴史研究では、幕府は事前にオランダからの情報で黒船が来ることをある程度予測していたとも言われています。それでも、実際に目の前に現れた巨大な蒸気船と、圧倒的な科学技術の差は、当時の人々に計り知れない衝撃を与えました。
ペリーが日本に求めたのは、単に「開国して貿易をすること」だけではありませんでした。主な目的は、捕鯨船の補給基地の確保や、遭難民の救護などでした。ペリー自身も、ただ武力で脅すだけでなく、周到な準備と毅然とした態度、そして時には日本の文化を尊重する交渉術を持って臨んでいました。この「徹底した事前準備」と「目的の明確さ」は、現代の私たちが新しい環境に飛び込む際の見本とも言える姿勢です。
ペリーが上陸したのは横須賀(久里浜)ですが、実はここ小田原も、黒船来航の歴史と非常に深い関わりを持っています。
黒船が江戸湾(東京湾)に入り込んでくる際、当然ながらその入り口にあたる相模湾周辺は厳重な警戒態勢が敷かれました。小田原藩は、江戸城を守る要所として、現在の小田原市から真鶴町、湯河原町に至る海岸線の警備(お台場の建設や見張り台の設置)を命じられていました。
実際に黒船が相模湾の沖合を航行した際、小田原の城下町からもその姿が見えたと記録されており、当時の小田原の人々もまた、国が変わろうとする「時代のうねり」を肌で感じていたのです。
この時代、小田原周辺からは日本の近代化を支える重要な人物が数多く輩出されました。例えば、二宮尊徳(金次郎)の思想を受け継いだ人々や、のちに小田原の発展に寄与する文化人たちは、開国によってもたらされた西欧の技術や思想を貪欲に学び、地域社会の再建や産業の興隆に生かしました。小田原という土地は、古くから東海道の宿場町として人や情報の行き交う場所であり、新しい変化を受け入れ、それを力に変えていく土壌があったのです。
💡 歴史から学ぶポイント 大きな変化や未知の出来事に直面したとき、大切なのは「ただ恐れる」のではなく、「正しく状況を把握し、自分たちに何ができるかを考える」ことです。小田原の先人たちも、黒船という脅威を前にしながらも、それを契機に新しい時代へ適応しようと動き出しました。
ひるがえって、現代を生きる私たちにとっての「黒船」とは何でしょうか?
それは、急激に進化するIT技術やAIかもしれませんし、社会情勢の変化、あるいは就職・転職、休職からの復職といった「自分自身の環境の大きな変化」かもしれません。
特に、病気や障がい、生きづらさを抱えながら新しい一歩を踏み出そうとしているとき、その先にある未知の世界は、まるで当時の日本人が見た黒船のように、大きく、恐ろしいものに見えることがあります。
・「自分に仕事が続けられるだろうか」
・「新しい職場の人間関係に馴染めるだろうか」
・「社会のスピードについていけるだろうか」
こうした不安を抱くのは、ごく自然なことです。ペリー上陸当時の日本人が慌てふためいたように、変化の前には誰もが揺らぎます。しかし、日本の歴史が証明しているように、変化は「終わり」ではなく、「新しい可能性の始まり」でもあるのです。

新しい環境へ適応し、自分自身の「開国」を果たすために、キャリカク小田原オフィスでは以下の3つのステップを大切にしています。
「働きたいけれど、一歩を踏み出すのが怖い」 「自分に合った仕事がわからない」「長く働き続ける自信がない」
そんな不安をお持ちの方は、ぜひ一度「キャリカク小田原オフィス」にお話しを聞かせてください。私たちは、障がいや生きづらさを抱えている方が、自分らしく社会へと羽ばたく(開国する)ための就労移行支援事業所です。
小田原駅から徒歩圏内の通いやすいオフィスで、個別カリキュラムによるPCスキル習得、対人コミュニケーションの練習、メンタルケアから就職後の定着支援まで、専門のスタッフが一人ひとりに寄り添い全力で伴走いたします。
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