気がつけば6月も上旬が過ぎ、紫陽花が見頃を迎える季節になりました。小田原城址公園の紫陽花や花菖蒲もきれいに咲き誇り、雨の日の沈みがちな気分を癒やしてくれますね。
さて、突然ですが本日6月10日が何の日かご存じでしょうか? 正解は「時の記念日」です。
「時間を大切にしよう」「遅刻をしないようにしよう」と、子どもの頃から耳にしてきた言葉かもしれませんが、実はこの記念日、日本の歴史に深く根ざしたとても興味深い背景があるのです。
今回はこの「時の記念日」を深掘りしながら、私たちキャリカク小田原オフィスが大切にしている「働くための時間管理・体調管理」について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
「時の記念日」は、1920年(大正9年)に制定された、日本の記念日の中でもかなり歴史のあるものです。その由来はなんと、飛鳥時代までさかのぼります。
『日本書紀』の記述によると、天智天皇(中大兄皇子)が671年4月25日(現在の暦に換算すると6月10日)に、日本で初めて設置された水時計(漏刻:ろうこく)を使って、人々に「鐘や太鼓」で時刻を知らせ始めたとされています。
それまでの日本人は、太陽の動きという大まかな自然の流れの中で生きていました。しかし、この日を境に「社会全体で共通の時間を共有し、時間を意識して生活する」という、現代につながる一歩が踏み出されたのです。
大正時代にこの記念日ができた背景には、「日本人は欧米諸国に比べて時間への意識がルーズだから、時間を守って生活を合理化し、生産性を高めよう」という国民運動的な意味合いもありました。
今や「日本人は時間を厳守する」というイメージが世界中に定着していますが、そのルーツはこの「時の記念日」にあると言っても過言ではありません。
現代社会を生きる私たちにとって、時間は切っても切り離せないものです。特に「働きたい」と考えている方や、現在就職活動中の方にとって、「時間」は大きなテーマではないでしょうか。
・「朝決まった時間に起きるのがつらい」
・「遅刻してしまったらどうしようと不安で夜眠れない」
・「仕事のスケジュールを立てても、時間通りに進められない」
・「気づいたら時間が過ぎていて、自分のやりたいことが終わらない」
キャリカク小田原オフィスに見学や体験に来られる方からも、このようなお悩みを本当によく伺います。
時間を守ることや、時間をコントロールすることは、働く上での「基本」と言われがちです。しかし、発達障害や精神障害、体調の波を抱えている方にとっては、その「基本」が何よりも高い壁に感じられることがあります。
私たちは、「時間が守れない=あなたの怠けや努力不足」とは絶対に思いません。 そこには、特性による時間の見積もりの苦手さや、自律神経の乱れ、睡眠の課題など、さまざまな理由が隠されているからです。
時の記念日は「時間を守ろう」と提唱する日ですが、キャリカクでは一歩進んで「時間を味方につけて、自分が楽に生きるための工夫をしよう」と提案しています。
オフィスでの日々のカリキュラムやサポートの中から、今日からできる時間との付き合い方のヒントを3つご紹介します。
発達障害(特に対象を捉えるのが苦手なADHDやASDの傾向がある方)の中には、時間の経過を感覚的に掴むのが苦手な方がいます。「あと15分」と言われてもピンとこないのです。 そんな時は、残り時間が色で減っていくアナログタイマー(タイムタイマー)を使ったり、スケジュールを紙に書き出して視覚的に確認したりするのが効果的です。キャリカクの訓練でも、まずはタスクを細かく分けて視覚化することから始めています。
「10時に着くためには、9時50分の電車に乗ればぴったりだ」という計画は、少しの遅れで崩壊してしまいます。 予定を立てる時は、あらかじめ「何もしない時間」「遅れてもいい時間」を15分〜30分、あえてスケジュールに組み込んでおきます。この「心のゆとり」があるだけで、焦りや不安によるパニックを大幅に減らすことができます。
朝型の人もいれば、夜型の人もいます。低気圧の日はどうしても動けないという方もいます。 大切なのは、世間の「普通」に無理やり合わせることではなく、自分の体調の波(バイオリズム)を記録して知ることです。「私は午前中が苦手だから、大事な作業は午後に回そう」といった、自分専用の説明書を作ることが、持続可能な働き方に繋がります。
天智天皇が人々に時間を知らせた時、それはきっと「人々を縛るため」ではなく、「社会を円滑にし、みんなが便利に暮らすため」だったはずです。
現代の私たちは、少し時間に追われすぎているかもしれません。 「時間を守らなきゃ」というプレッシャーで体調を崩してしまっては本末転倒です。まずは自分のペースを知り、少しずつ社会の時間と上手に調和していく方法を、焦らずに見つけていきましょう。

「働きたいけれど、毎朝決まった時間に通えるか不安…」 「生活リズムが乱れていて、どこから手をつけていいかわからない」
そんな不安を抱えている方は、ぜひ一度キャリカク小田原オフィスにお話しに来てみませんか?
キャリカク小田原オフィスは、障害や体調に悩みを抱える方の「働きたい」を応援する就労移行支援・就労継続支援B型事業所です。
・週1日・1時間からの通所もOK! あなたの今の体調に合わせて、無理のないステップからスタートできます。
・個別担当制による丁寧なサポート:時間管理のコツや生活リズムの整え方を、スタッフが一緒に考え、実践をサポートします。
・実践的なPCスキルや軽作業:データ入力、動画編集、イラスト制作から軽作業まで、あなたの「得意」を見つけるカリキュラムが豊富です。
・小田原駅から徒歩圏内の通いやすいオフィス。アットホームで落ち着いた雰囲気が自慢です。
「時の記念日」をきっかけに、自分の時間、そしてこれからの未来の時間について、私たちと一緒に少しだけ考えてみませんか?
見学や無料体験は随時受け付けております。ちょっとした質問や相談だけでも大歓迎です。雨の季節、傘を差して一歩を踏み出すあなたを、スタッフ一同、温かいお茶をご用意してお待ちしております。
【お問い合わせはこちら】 お電話、または公式ホームページのメールフォームより、お気軽にご連絡ください。あなたの新しいスタートを、全力で応援します!↓↓
https://kyarikaku.jp/kanagawa-odawara-office/
Xもよろしくお願いします!↓↓
CONTACT


