梅雨明けが近づき、じわじわと夏の暑さが本格化してくるこの季節。みなさん、体調や心の調子はいかがでしょうか?「なんだか最近、体がだるいな」「シャキッと動けないな」と感じている方も多いかもしれませんね。
突然ですが、今日7月16日が何の日かご存じですか?
「虹の日」というロマンチックな記念日でもありますが、実は日本の伝統行事において、今日はとっても奇妙で、それでいて現代の私たちに大切なことを教えてくれる、特別な一日なんです。
その名も、「閻魔賽日(えんまさいじつ)」。 またの名を、「閻魔参り(えんままいり)」とも呼びます。
今回はこの、ちょっとおどろおどろしい名前の記念日を深掘りしながら、「がんばりすぎてしまうあなた」へ向けた、心軽やかになるメッセージをお届けします。ぜひ最後までお付き合いくださいね!
そもそも「閻魔賽日」ってなに?「閻魔(えんま)」と聞くと、誰もが「嘘をついたら舌を抜かれる」あの恐ろしい地獄の裁判官を思い浮かべますよね。赤い顔をして、ギョロリとした目で睨みつける、まさに「恐怖の象徴」です。
そんな閻魔大王が支配する地獄では、亡者(地獄に落ちた人々)を痛めつけるために、鬼たちが朝から晩まで休むことなく働いています。まさに究極の「超ブラック企業」です。
しかし!そんな地獄にも、実は1年にたった2日だけ、完全休業になる日があります。 それが、1月16日と、今日7月16日の「閻魔賽日」なのです。
この日は昔から「地獄の釜の蓋が開く日」と言われています。 どういうことかというと、あまりの暑さ(または寒さ)に、地獄のボイラー(釜)の火を止め、蓋を開けて大掃除をする日なのです。
釜が使えないということは、お仕事はお休み。 閻魔大王も、その部下である鬼たちも、この日ばかりは武器を置いて、完全に業務をストップします。もちろん、いつも責め苦にあっている亡者たちも、この日は苦痛から解放されて、のんびりと過ごすことが許されるのです。
つまり、「あの恐ろしい地獄ですら、今日はお休みなんだから、人間だって休まないわけにはいかないよね!」という、なんともユーモラスで優しい「公式お休みデー」が、この閻魔賽日なのです。
江戸時代の「有給休暇」だった!?実はこの日、江戸時代には「藪入り(やぶいり)」と呼ばれる、奉公人(今でいう会社員やアルバイト)たちにとっての超重要イベントの日でもありました。
当時は現代のように週休二日制なんてありません。実家に帰ることすら許されない住み込みの奉公人たちが、堂々と仕事を休み、実家に帰って親孝行をしたり、のんびり遊んだりできるのが、1月16日と7月16日の年2回だけだったのです。
「地獄の鬼も休んでいるんだから、うちの奉公人も休ませてあげなきゃ、閻魔様に罰を当てられてしまう」
そんな大義名分のもと、江戸の人々はこぞって休みを楽しみました。そして、街にある「閻魔堂」へお参りに行き、日頃の悪事を懺悔(ざんげ)しつつ、「いつも見守って(見張って?)くれてありがとうございます。また明日から真面目に働きます」と手を合わせたのだそうです。
なんだか、昔の人々の知恵と、クスッと笑える優しさを感じませんか?
地獄の休日ルールから学ぶ、現代人の「休み方」の極意この「地獄すら休む日」のエピソードは、現代の日本でがんばりすぎて疲れてしまっている私たちに、非常に重要な教訓を与えてくれます。
私たちが閻魔大王と鬼たちから学ぶべき、「正しい休み方の3つのルール」をご紹介します。
鬼のように強いメンタルや体力を持っている人でも、休みなしで働き続ければいつか必ず壊れてしまいます。地獄の鬼たちでさえ、年に2回は強制的に仕事をシャットアウトするのです。 「まだがんばれる」「みんなもやっているから」と自分を追い詰めていませんか?まずは「休むことは、次のステップへ進むための義務である」と捉え直してみましょう。
地獄の釜は、蓋を閉めっぱなしにしておくと熱と圧力が溜まりすぎて爆発してしまいます。 私たちの心も同じです。「言いたいことを我慢する」「つらい気持ちを限界まで溜め込む」という状態を続けていると、いつか心がつぶれてしまいます。 たまには自分の「心の蓋」をパカッと開けて、信頼できる人に弱音を吐いたり、趣味に没頭したりして、中の熱気を逃がしてあげることが不可欠です。
閻魔賽日の日、地獄の亡者たちは何か建設的なことをしていたわけではありません。ただただ「責められない時間」をぼーっと、だらだらと過ごしていました。 現代の私たちは、休むときすら「資格の勉強をしなきゃ」「部屋の片付けをしなきゃ」と、何かを生産することに追われがちです。 でも、本当に必要な休みとは、「何もしない時間を、罪悪感なしに全力で楽しむこと」なのです。

あなたのペースで、一歩ずつ。キャリカク小田原オフィスここまで読んでいただき、ありがとうございます。
もし今、この記事を読みながら、 「そうはいっても、一度立ち止まってしまったら、もう社会に戻れない気がする…」 「休むのはいいけれど、その後の仕事探しや自立のステップが不安で仕方ない」 と、心がざわざわしてしまった方がいたら、どうか一人で抱え込まないでください。
私たちキャリカク小田原オフィスは、そんなあなたの「立ち止まる勇気」と、そこからの「一歩」を全力でサポートする温かい場所です。
当オフィスは、障がいや生きづらさを抱え、働くことに不安や悩みを抱えている方を対象とした就労移行支援事業所です。
・あなただけの「完全オーダーメイド」カリキュラム 「毎日通えるか不安…」という方は、週1日、午前中だけの通所からでもOK。あなたの体調やメンタルの波に合わせて、無理のないペースでステップアップできます。
・実践的なスキルが身につく パソコンの基本操作から、Web制作、プログラミング、デザイン、軽作業、ビジネスコミュニケーションまで、あなたの「やってみたい!」を形にする多彩なプログラムをご用意しています。
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地獄の釜の蓋が開く、特別な今日。 まずは、これまでがんばってきた自分自身に「お疲れ様」と言ってあげてください。そして、好きなお菓子を食べたり、お気に入りの音楽を聴いたりして、自分の心をたくさん甘やかしてあげてくださいね。
「そろそろ、自分の将来に向けて動き出してみようかな」 そう思ったときは、いつでもキャリカク小田原オフィスの扉を叩いてください。
鬼のような厳しいルールはありません(笑)。あなたの「自分らしい生き方・働き方」を、私たちと一緒に探してみませんか?
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