序
聖書:イザヤ書43章18節と19節に次ぎの言葉がある。
「先のことに心を留めるな。
昔のことに目を留めるな。
見よ、わたしは 新しいことを行う。
今、それが芽生えている。
あなたがたは、それを知らないのか。
必ず、わたしは荒野に道を、
荒れ地に川を設ける。」
産業革命は川に設けられた紡績工場群から始まりました。
石炭が安かったからです。蒸気機関が産まれました。
同時期に鉄を使った、橋が架けられました。

図1 ダーウェント峡谷の工場群とアイアンブリッジ

図2 蒸気機関車スーティーブンソン号
蒸気機関が開発、改良されて英国の産業革命は世界に波及していきました。その後、アメリカの独立を経てアメリカで石油と電力を使った第二次産業革命がおこりました。

図3 フォードの流れ作業の工場

図4 電気網を発明したエジソン
今回は、その足跡を振り返り産業革命の意義を考えてみたいと思います。
今はAIやITが世の中のネットワークを変えてします、第4次産業革命が進んでいるようです。
これまでに、産業革命は光の部分として、人々を豊にさせてきました、影の部分として労働者の労働条件の議論が熱く戦わされてきました。
また、第一次世界大戦と第二次世界大戦では技術が大きく変わりました。
以下にAIと議論したことを述べます。
「知」の書き換えとして続く産業革命の物語
私は思うのです。ユネスコの世界遺産に登録されている英国のダーウェント峡谷の工場群やアイアンブリッジは、単なる過去の遺物ではありません 。そこには、今この瞬間も私たちの生活の中で続いている「産業革命」という名の巨大な歴史のうねりが刻まれています 。
産業革命の本質は、単なる機械の発明ではありませんでした。それは、人類が扱う「知のソフト(OS)」の転換だったのです 。かつてユダヤ人がヘブル語からギリシャ語へ、ローマ人がラテン語へと知の言語を書き換えていったように、英国の工場群では「職人の勘」が「標準化された工場の仕組み」という新しい共通言語に書き換えられました 。アイアンブリッジが示した「鉄」という素材の革新は、木と帆の時代を終わらせ、蒸気と鉄鋼という新しい時代の扉を押し開いたのです 。
この「知」のバトンは、エネルギーの転換とともに加速していきます 。 第一次産業革命が「石炭と水蒸気」によって物理的な力を解放したのに対し、第二次産業革命では、主役が「石油と電力」という、より高密度で流動的な「知」へと移り変わりました 。石油を「どこから取るか」という争奪戦は、第二次世界大戦という「暗の部分」を生み、日本もまた南方資源を求めて苦闘する歴史を歩みました 。しかし、日本がオイルショックという「荒野」の中で、燃費の良い車を作り上げ、世界を席巻できたのは、古い発想を捨てて効率と改良という「新しい芽」を見出す「知のシフト」があったからに他なりません 。
さらに人類は、物質の最小単位である原子核を制御する「原子力」という、極めて高度な知のソフトを手にしました 。それは私たちを暗闇から救う光にもなれば、すべてを焼き尽くす火にもなり得る、強大な責任を伴う「知」でした 。

図5 東日本大震災で被害を受けた原子力発電所

図6 オートメーションで管理されAmazonのロジスティクスセンター
そして今、私の住む茨木の風景が、最新の物流センターへと変わっていく様子は、まさにこの産業革命の最新章(第四次産業革命)を象徴しています 。かつて祖父が無線機で捉えていた「見えない波」は、今やAIやITというデジタル・ロジスティクスへと昇華され、世界をネットワークで繋いでいます 。

図7 iPhoneを開発したスティーブ・ジョブズ
聖書のイザヤ書に「見よ、わたしは新しい事をする。今、それは芽生えている」とあるように、産業革命の歴史は常に古い仕組みを脱ぎ捨て、新しい芽を見出すプロセスです 。技術の光が強まるほどに影も深まりますが、大切なのは、新しい技術を慈愛を持って使いこなす「教育」を絶やさないことです 。ダーウェント峡谷から続くこの長い道を歩む私たちは、効率や数値の影に隠れた「命の声」に耳を澄ませる、その「知の革命」の真髄を次世代へと手渡していくべきであると、私は信じています 。
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