
こんにちは。利用者Fです。
キャリカク藤沢南口では、SNSへの投稿物・事業所内で使うポスターなどをデザインし、制作する作業が入ることがあります。
私もたびたび担当させていただくことがあり、嬉しいことに職員さんからはご好評をいただいております。
そこで今回は、私がデザイン作業をする際に注意していることを実例とともにご紹介させていただきます。
あくまで私個人の意見にはなってしまいますが、お付き合いいただけますと幸いです。

私は以前、「デザイン」とは「モノや情報をかっこよく/かわいくする手段」と思いがちでした。
しかし、実際にデザインの知識や経験を積むにつれて、デザインとは「伝えるための技術」であることを学びました。
デザインには「どんな人に」「何を」「どのように」伝えるのか、という「目的意識」が必要だと感じます。
例えば、「福祉サービスの利用に迷っている方へ」「キャリカクの見学・体験について」「親しみやすく伝える」というミッションがあったとしましょう。
自分であれば、以下のように考えます。

このコンセプトをもとに、キャリカク藤沢南口のポスターを作成してみます。
関連する項目をグループ化し、そうでない項目から離すこと。
言い換えれば、「関係あるものは近くに、関係ないものは遠くに置く」ということです。
キレイにまとまった情報は、読まれる可能性も、覚えてもらえる可能性も上がります。

画像を見てみましょう。
極端な例ですが、左のポスターは情報の位置がバラバラで、「どこから、どう読めばいいのか」がわかりません。
そのため散らかった印象を受け、「何を伝えたいのか」も不明瞭なデザインとなっています。
その点、右のポスターは関連する情報がまとまっており、左よりも見やすくなっています。
ポスターの中央にメッセージを置き、住所などの情報を下に添えることで、少なくともこのポスターからは「キャリカク藤沢南口というところが、見学・体験をやっているんだなあ」という情報が伝わります。
しかし、このポスターにはまだまだ手をつける箇所があります。
特に、下の情報欄がゴチャゴチャしていて見づらいですね。
この部分に関しては、色をつける前に対処することができます。キーワードは「整列」です。
デザイン、特に視覚的に見えるものを作る時には、ページ上のものを意識的に配置しましょう。
つまり、「列を揃え、どれとどれが関係しているのかをはっきりさせる」ということです。
項目を整列させることで、ページ上のまとまりが生まれ、よりわかりやすいデザインができます。

画像を見てみましょう。
左のポスターは項目の列が揃っていないため、視線の動きがジグザグになっています。
これは読者にストレスを感じさせます。少なくとも、「また見たい」という良い印象は残せないでしょう。
右のポスターでは、文字の位置と大きさを変え、主にページの中央で整列させています。
また、下部の情報欄は、ゴチャゴチャしないよう中心に少しスペースを空けました。
左と見比べて、情報が整理された印象を受けますね。
このように、情報を整理・整列すると、「見やすさ」と「わかりやすさ」を兼ね備えるデザインができます。
大まかなレイアウトは決まりましたが、これではまだ色がないため、寂しい印象を受けますね。
次の項目では、デザインを特徴づける「繰り返し」について解説していきたいと思います。
「繰り返す」とは、デザインの特徴を、作品を通して反復することです。
これは「なんとなく繰り返している状態」ではなく、「デザインのすべてに一貫性を持たせる努力」と言えるでしょう。
繰り返すことで情報はまとまりを持ち、見た目も印象的でおもしろくなります。
つまり、頭に残りやすいデザインとなるのです。
簡単に言えば、デザインの要素(色、文字のフォント、オブジェクトなど)を繰り返し配置することで、読者にそれを印象づけることができるということです。

画像を見てみましょう。
左のポスターでは、情報欄にグレーの帯を付けてみました。
中心の「見学・体験受付中」のメッセージを強調し、情報欄を区切ることが目的です。
しかし、これではどこか唐突で、デザインに馴染んでいない印象を受けませんか。
帯がグレーのため、肝心の文字情報が見づらくなっているのも問題点です。
そこで、右のポスターではピンク色の帯を上下につけ、「キャリカク藤沢南口」の文字は白い図形で囲ってみました。
これは、「上から下に見る」という視点誘導と、帯により画面のメリハリをつけることを目的としています。
また、「見学・体験受付中」のメッセージをさらに強調するために、帯と同じピンク色のエフェクトを付けました。
デザインの色を「繰り返す」ことで、読者にピンクを印象付けるためです。
なお、全体的な印象が暗くなりすぎないよう、情報欄の文字を白にしました。
左右のポスターを見比べてみると、右の方が統一感があり、印象に残りやすいと思いませんか。
色やモノの配置を「繰り返す」ことで、よりメッセージを引き立てることができるのです。
デザインを「繰り返す」ことで統一感が生まれますが、同時に「繰り返さない」という選択肢も浮かび上がってきます。
それこそ次の項目で紹介する、「対比する」というテクニックです。
デザインの様々な要素に、「コントラスト」をつけること。
つまり、異なる要素(フォント・色・サイズ)などを“明確に”異ならせることです。
「よく見たら気付ける微妙な差異」ではなく、「明確なコントラスト(対比)」を演出する必要があります。
コントラストは伝えたい情報をより強調できるほか、デザインにおもしろさを足す効果があります。
ここで注意したいのは、先ほど説明した「繰り返し」のテクニックと「対比」のテクニックは両立するということです。
一見、「同じ要素を繰り返すこと」と「異なる要素を強調すること」では矛盾が生じるのではないか、と思われるかもしれません。
しかし、むしろデザインの中に「繰り返し」があるからこそ、そうではないものとの対比が生まれるわけです。

画像を見てみましょう。
先ほどの例をさらに改良し、ポスターの背景にオフィスをイメージした画像を加えてみました。
また、黒い文字では背景に溶け込んでしまうため、文字色を白に変更しました。
しかし、左のポスターでは少しインパクトに欠け、パッと見ただけでは印象に残りづらいと思いませんか。
このポスターに足りないのは、まさに「コントラスト」です。
すべての文字が水平に整列しているため、整っている印象を受ける一方で、動きがなく退屈な印象も受けませんか。
そこで、右のポスターでは「見学・体験受付中」の文字をより目立たせるために、サイズとエフェクト、そして角度を調整しました。
具体的には、「見学」と「体験」のテキストボックスを分け、ピンク色の影のエフェクトを強め、さらにそれを湾曲させました。また、それに少し角度をつけ、「静と動のコントラスト」を強調しました。
また、背景の画像を少し暗くすることで、白い文字とのコントラストも強調しています。
この例では「静と動」「明暗」のコントラストを強調しました。
しかし、下の例ではどうでしょう。

左の画像では、あえて「色の繰り返し」の要素を弱めてみました。
文字などの配置は、右の画像と一緒です。
一見して、「まとまりがなく、散らかっている」という印象を受けませんか。
色の情報が多いため、「どこを見ればいいのか、何を伝えたいのか」があいまいになってしまっています。
私の個人的な感覚ですが、慣れないうちはメインとして使う色をなるべく絞った方が望ましいと思っています。
色の要素が多ければ多いほど、それを的確に使いこなすのが難しくなるためです。
いかがでしたでしょうか。
今回はデザインにおける「目的意識」と「配置」についてご紹介させていただきました。
本当は「配色」についても書きたかったのですが、あまりにも長くなってしまうため断念しました。
また、今回の内容を書くにあたり、参考にさせていただいた書籍を参考文献としてリストアップしました。
さらに詳しい内容やテクニックを知りたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
利用者Fでした。それでは。
・Robin Williams 著、吉川典秀 訳『ノンデザイナーズ・デザインブック』、マイナビ、2016
・むかいさやか『デザイナーじゃなくてもここまでできる!会社のデザイン業務困ったさんに贈る本』、impress、2024
障害をかかえて、「毎日、どうしようか?」悩んでいる、あなた!
「毎日を何か生きがいをもって過ごしたい!」、あなた!
「PC仕事」って今の自分にできるかな?と心配なあなた!
キャリカク藤沢南口では、そんな方々が毎日楽しく過ごしています!
ぜひ一度、キャリカク藤沢藤沢南口へご見学に来ませんか?
皆様からのご連絡、心よりお待ちしております!!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓ コチラもチェックをお願いします! ↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【インスタグラム】https://www.instagram.com/kyarikakufujisawaminami/
【Tik Tok】 https://www.tiktok.com/@kyarikakufujisawaminami
キャリカク藤沢南口では、見学を随時受け付けております!
少しでも気になる!そんな方は是非一度ご連絡くださいませ★
キャリカク藤沢南口(就労継続支援B型事業所)
電話:0466-53-8720
受付時間:9:00~18:00(土日除く)
住 所:〒251-0055 神奈川県藤沢市南藤沢18-1グレイシャスK南藤沢5階A
CONTACT


