2026年4月1日早朝、TVでは衝撃的なシーンが放送されました。
サッカー日本代表がイングランド代表を1-0で破ったのです。
つい先日も、フレンドリーマッチといえ、あのブラジルを3-2で撃破したばかりでした。
本当に強くなりましたね。

4年前のWカップ・ドーハ大会では予選リーグであのドイツとスペインを破っています。
私の子供のころは日本が、Wカップに出ること自体、夢の夢と思っていました。

そのころの日本はアジア予選で北朝鮮やマレーシアなどにコロコロ負けていたんですよね。
さらに、韓国にも歯が立たず、連戦連敗でした。
それが、ここ数十年で「Wカップ優勝」まで口にするようになってきました。
「一生に一度は「日本のWカップ優勝が見れるのかな~?」
それにしても、なぜここまで日本代表は強くなったのでしょうか。
一言で言えば「土台の育成」が整ってきたからだと思います。
Jリーグ創設から30年、全国各地にクラブが根づき、子どもたちが本格的な環境でサッカーに夢中になれるようになりました。昔は“部活サッカー”が中心で、戦術も根性論もあいまいな時代でしたが、今は小学生のころから戦略的な思考やポジショニングを学びます。ヨーロッパのスタイルを吸収しながら、日本らしい繊細さと連動性が加わりました。まさに「日本らしい強さ」がようやく形になってきました。

さらに大きいのは、海外組の存在です。
かつては中田英寿や中村俊輔のようなスター選手が個で海外に挑んでいましたが、今ではほとんどの日本代表の主力選手が欧州トップリーグで経験を積んでいます。プレミアリーグ、ブンデスリーガ、ラ・リーガ…、かつてテレビ越しにしか見られなかった舞台で、日本人が当たり前のようにプレーしています。彼らは日々、世界最高の選手たちとぶつかりながら磨かれています。その経験が日本代表に還元され、チーム全体のクオリティが底上げされていることは間違いありません。
戦術面でも進化が見られます。
以前は守備的でカウンター頼みだった日本代表が、今では自らボールを保持して主導権を握る試合を展開しています。選手同士の連携がスムーズで、誰もが常に次の一手を考えて動く。欧州のクラブ顔負けの「ポジショナルプレー」を導入し、試合のテンポを自在にコントロールできるチームに成長しました。特に中盤の構築力と、前線のスピードは世界の強豪国にも引けを取りません。
しかし、もちろん課題もあります。
ひとつは「決定力」。チャンスを作る力は十分にあるのに、最後の一撃を決めきれない場面がまだまだ多いです。世界のトップと競うためには、ワンチャンスを確実にゴールにつなげる“勝負強さ”が不可欠です。メンタル面の部分も含めて、ゴール前での冷静さと勇気をどう育てるかが今後の鍵になるでしょう。
もうひとつは“選手層の厚さ”です。
怪我やカードで主力が抜けても、チームのクオリティを維持できる国は本当に強い。フランスやブラジルが安定して強いのは、その「二番手、三番手」がもはや他国のエース級だからです。日本も若手が次々と台頭していますが、まだその全体的な底上げには課題が残ります。ただ、U-20やU-23の大会を見ていると、確実にその芽は育っていると感じます。
そう考えると、「日本がW杯で優勝する日」というのは、もう夢物語ではないのかもしれません。
4年前のドーハ大会で日本代表がイツとスペインを撃破したとき、世界中が驚きました。
けれど、あれは偶然ではなく、積み上げてきた努力の必然でもありました。今の代表は試合ごとにチームとして成熟し、欧州勢相手にも臆することなく勝負できます。ほんの少しの運と、ほんの少しの決定力があれば、ベスト4、そして決勝の舞台に立つ姿も現実味を帯びてきています。
それに、サッカーの魅力は「何が起こるかわからない」ということです。
かつてギリシャがEUROを制したように、小国クロアチアがW杯で躍進したように、努力と戦術次第で奇跡を起こすことは可能です。日本にもその資質はあります。規律正しく、走り続け、仲間を信じてプレーする。チームとしての一体感はどこにも負けません。世界の強豪が個の力で勝ち上がるなら、日本は“和の力”で世界を驚かせることができるはずです。
個人的には、今年の大会こそ「優勝候補の一角」として臨んでほしいと思っています。
グループリーグ突破を目標にする時代はもう終わりました。ベスト8、ベスト4と少しずつ階段を上り、いずれは頂点へ・・。その日、テレビ画面の向こうで日本の選手たちが金色のトロフィーを掲げる瞬間を想像すると、胸が熱くなります。
孫に「昔は日本代表がワールドカップに出るだけで大騒ぎだったんだぞ」と話す日が来るかもしれません。
そして彼が笑いながら、「そんなの信じられない」と言う時代に、私たちは生きています。
そう考えると、本当に夢のある話ですよね。サッカーには、国をひとつにする力があります。
この先の大会で、日本が世界を震わせる瞬間を、自分は本気で信じています。
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