
こんにちは!キャリカク浅草橋の利用者のYです!
今年もノーベル賞の時期が来ましたね!
日々ニュースで報道されているノーベル賞ですが、過去には重大な発見・研究の成果にも関わらず、惜しくもノーベル賞を逃したものもあります。
ロシアの科学者メンデレーエフの提唱した、元素の周期表がその代表ですね。
そこで今回紹介したいのは、ビタミンの発見!
今でこそ誰もが知ってる栄養素ですが、昔はそうではありませんでした。
特に、ビタミンB1の不足によって起こる、抹消神経や心臓に障害を起こし最悪死に至る病気である脚気には古代から人類は苦しめられていました。
日々の食事によって予防できることは体感的に人々は理解していたものの、原因はわからず感染症として考えられていた時代もありました。
そんななかオランダの医者であるクリスティアーン・エイクマンは、脚気の研究をしているさなか、実験室の鶏の飼育状況から、白米には含まれず玄米には含まれる成分が脚気の予防になることに気が付きます。
そしてエイクマンの発表をもとに研究した二人の科学者が、同時期にそれぞれビタミンB1を発見、これの不足が脚気の原因であることを突き止めました。
ひとりは、ポーランドの科学者カシミール・フンクであり、彼は米ぬかに含まれるビタミンB1が脚気の予防になることを突き止め、「ビタミン」という概念を提唱しました。
もうひとりは日本の科学者である鈴木梅太郎であり、彼はビタミンB1の発見にとどまらずビタミンB1の抽出・結晶化に成功しました。
こうした三人の学者による脚気とビタミンの発見・研究は1914年にノーベル賞に推薦されたものの、惜しくも受賞を逃してしまいました。
とはいえこれでめげる彼らではありません。三人はその後も様々な研究を続け、成果を残しました。
エイクマンは1929年に抗神経炎ビタミンの発見を称えられノーベル賞を受賞。
フンクはビタミンB1の発見に続き、ビタミンCやナイアシンなどを発見しました。
梅太郎は合成清酒を発明し、その研究は現在のアサヒビールに受け継がれています。
いかがでしたでしょうか?
ノーベル賞は世界を変えた研究や発見に送られる賞として知られますが、実は受賞を逃した研究・発見にも世界を変えたものはいくつもあります。
誰かに褒められる保証のない地道な努力の積み重ねの末に、今の私たちの生活があります。
ノーベル賞の時期は科学ニュースに興味関心を持ち、未来に思いをはせるのにもちょうどいい時期なのかもしれませんね。
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