こんにちは!
就労継続支援B型事業所「キャリカク浜松駅前オフィス」です。
今回は、キャリカク浜松に約1年半通っている利用者Sさんのお話をご紹介します。
働きたい気持ちはあるのに、身体の不調によって思うように通所できない。
頑張って続けたい気持ちと、一度休んで治療に専念した方がよいのではないかという気持ち。
そんな二つの思いの間で、Sさんは悩みながらも自分なりの答えを探してきました。
今回のブログでは、Sさんが経験した葛藤と、そこから見つけた新しい目標についてお伝えします。
Sさんがキャリカク浜松に通い始めてから、約1年半が経ちました。
しかし、今年に入ってから、これまでの通所生活に大きな変化がありました。
きっかけは、膝を痛めてしまったことです。
身体の痛みやさまざまな出来事が重なり、通所すること自体が難しくなってしまいました。
そのため、一時期はキャリカクをお休みすることになりました。
さらに、9月からは腰にも痛みが現れ、ヘルニアを発症。
膝と腰の両方に不調を抱え、通院しながらキャリカクに通う生活が始まりました。
これまでできていたことが、身体の痛みによって難しくなる。
それは、想像以上に大きな負担だったのではないでしょうか。
特にSさんにとってつらかったのは、仕事への意欲がなくなったわけではないことでした。
Sさんには、キャリカクでの作業を続けたいという気持ちがありました。
しかし、実際には膝や腰の痛みによって、早退や欠席が続くようになってしまいました。
「仕事をしたい」
「でも、身体が痛くて思うように通えない」
この二つの思いが重なると、自分自身でもどうしたらよいのか分からなくなることがあります。
身体を大切にするためには、休むことも必要です。
一方で、休む期間が長くなることに不安を感じたり、今まで続けてきたことを中断することに迷いを感じたりする場合もあります。
Sさんも、今後の通所について真剣に考えるようになりました。
そして、一度仕事を休み、治療に専念するという選択肢も考えました。
しかし、簡単には結論を出せませんでした。
続けたい気持ちがあるからこそ、休む決断も難しい。
そんな葛藤が、Sさんの中にはあったのです。
通所を続けるべきか、それとも一度休むべきか。
悩んだSさんは、キャリカクの職員や相談支援員さんに相談することにしました。
自分でも何度も考えながら、今後の働き方について向き合いました。
しかし、相談したからといって、すぐに答えが見つかったわけではありません。
考えがまとまらず、迷い続ける時間もありました。
実は、働くことについての悩みには、必ずしも一つの正解があるわけではありません。
身体の状態も、生活環境も、仕事に対する思いも、人によって異なるからです。
だからこそ、大切なのは、本人の気持ちを置き去りにせず、これからどうしたいのかを一緒に考えていくことです。
キャリカク浜松では、利用者さん一人ひとりの体調や目標を大切にしながら、無理のない作業や通所について相談することを重視しています。
「相談すること」は、弱さではなく、自分に合った働き方を見つけるための大切な行動です。
Sさんの経験からも、その大切さが伝わってきます。
さまざまな葛藤を経て、Sさんは一つの答えを出しました。
それは、今のところ仕事を休む選択はせず、身体の状態に気を配りながら通所を続けてみるということでした。
ただし、以前と同じように頑張ることを目標にしたわけではありません。
Sさんが新しく掲げた目標は、「身体の病気と付き合いながら、無理せず通所すること」です。
この目標には、大切な意味があると感じます。
以前は当たり前にできていたことでも、体調が変われば同じようにはできない場合があります。
そんなとき、無理をして以前の状態に戻そうとするのではなく、今の自分に合った目標を考えることも必要です。
例えば、体調のよい日にできる範囲で取り組むこと。
痛みや疲れが強いときには、無理をせず休むこと。
そして、困ったときには周囲に相談すること。
こうした一つひとつの行動も、自分らしい働き方を考えるうえで大切なことです。
もちろん、通所を続けることだけが正解ではありません。
治療や休養を優先することも、大切な選択肢の一つです。
Sさんにとっても、これからの身体の状態によって目標が変わることはあるでしょう。
それでも、今の自分にできることを考え、無理のない方法を探していこうとする姿勢には、大きな意味があるのではないでしょうか。
キャリカク浜松駅前オフィスでは、パソコンを使った作業を中心に取り組んでいます。
しかし、パソコン作業だからといって、身体の負担がまったくないわけではありません。
長時間座ることが難しい方もいれば、体調によって集中できる時間が変わる方もいます。
そのため、全員が同じペースで作業を進めることよりも、一人ひとりの状況に合わせて取り組み方を考えることが大切だと考えています。
また、就労支援は、単に作業を覚えることだけが目的ではありません。
自分の体調を知ること。
困ったときに相談すること。
今の自分にできることを見つけること。
こうした経験も、これからの働き方を考えるうえで大切な一歩になります。
Sさんのように、仕事への意欲があっても、体調の問題によって思うように働けない方もいらっしゃいます。
だからこそ、「どれだけ頑張れるか」だけではなく、「どうすれば無理なく取り組めるか」という視点を大切にしていきたいと考えています。
今回ご紹介したSさんの経験は、働くことと健康の両立について考えるきっかけになるお話でした。
働きたいのに、身体が思うようについてこない。
続けたいけれど、休むことも考えなければならない。
そのような状況では、前向きな気持ちだけでは乗り越えられない悩みもあります。
しかし、悩んだり迷ったりすることは、決して後ろ向きなことではありません。
自分の身体や将来について、真剣に向き合っているからこその葛藤でもあります。
そして、Sさんが見つけた今の目標は、無理に頑張り続けることではなく、身体の状態を大切にしながら通所していくことでした。
キャリカク浜松駅前オフィスでは、これからも利用者さん一人ひとりの気持ちに寄り添い、それぞれのペースで取り組める環境づくりを大切にしていきます。
頑張る日があってもいい。休む日があってもいい。
自分に合った歩み方を見つけていくことも、大切な成長の一つです。
キャリカク浜松では、見学や体験についてのご相談も受け付けています。
パソコン作業に興味がある方や、体調に合わせた働き方について知りたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
これからも、キャリカク浜松の日々の様子や、利用者さんの思いをブログでお届けしていきます。
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