「まだ3日あるし、明日やろう。」
……そして翌日。
「まあ、あと2日あるし。」
……さらに翌日。
「…………。」
気づけば締切当日。
「やばい!!!!!」
そこから突然、ものすごい集中力を発揮する。
――こんな経験、ありませんか?
「もっと早くやればよかった……」
そう思いながらも、なぜか毎回ギリギリになってから本気を出してしまう。
実はこれ、単純に「怠けているから」だけではありません。
大きな理由のひとつが、**「やるべきことの優先順位が一気に明確になる」**ことです。
締切まで1週間あると、
「まだ時間あるし、ちょっと休憩しよう。」
「先にメール確認しよう。」
「そういえばスマホの通知が……。」
と、いろいろなことに意識が向いてしまいます。
ところが締切まで30分になると、
「これを終わらせないとマズい!」
という状況になります。
すると、今まで気になっていたことが一気にどうでもよくなる。
スマホ?
今はいい。
メール?
あとでいい。
部屋の掃除?
なぜ今それを始めようとしていたんだ。
――とにかく目の前の作業!
こうして、集中しやすい状況が生まれます。
もうひとつ面白いのが、時間制限があることで行動を起こしやすくなること。
例えば、
「いつか部屋を片付けよう。」
よりも、
「友達が30分後に来る!」
のほうが、急に掃除が進みませんか?
さっきまで床に落ちていた服が、
「ここにあったのか!」
と言わんばかりのスピードで片付いていく。
これも、
「時間が限られている」
という状況が、行動を後押ししていると考えられます。
「じゃあ、締切直前まで何もしなくていいじゃん!」
……というわけにもいきません。
締切直前の集中力には、当然ながら限界があります。
時間が足りなくなれば、焦りやストレスも大きくなります。
さらに、
「もっと早くやっておけばよかった……」
という後悔までセットになってしまうことも。
つまり、
締切直前の集中力は便利だけど、万能ではない。
ということですね。
ここでちょっと面白い話があります。
「やる気が出たら始めよう。」
と思っていると、なかなか始められないことがあります。
でも、
「とりあえず5分だけやってみる」
と始めてみる。
すると、
「せっかくだし、もう少しやろうかな。」
と、そのまま作業が続くことがあります。
つまり、
やる気 → 行動
だけではなく、
行動 → やる気
という順番もあるということ。
「やる気がないから何もできない」と感じたときは、
「やる気が出るまで待つ」のではなく、
「とりあえずちょっとだけやってみる」
という方法もあります。
人によって、
「朝のほうが集中できる」
「誰かと一緒だと頑張れる」
「期限があるほうが動きやすい」
「細かく区切ったほうが取り組みやすい」
など、動きやすい条件は違います。
だから、
「自分はなんでこんなに動けないんだろう?」
と悩むより、
「自分は、どんな状況だと動きやすいんだろう?」
と考えてみるのも面白いかもしれません。
締切直前に突然覚醒するタイプの人もいれば、コツコツ進めるタイプの人もいる。
どちらが正解というわけではありません。
大切なのは、自分に合った「動き出し方」を少しずつ見つけていくこと。
……とはいえ、
「明日やればいいか。」
を繰り返して、
「明日」が「締切当日」にならないようにだけは気をつけたいですね。😇
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