主要5科目はご存じの通り、数学、英語、国語、理科、社会の5つのことです。
今回は自分なりになぜこれらが「主要」なのかについて考えていきたいと思います。
学校での勉強は様々ありますが、時折このような声を聞きます。
「難しい数学よりも○○を習わせろ」
「国語で○○の読み方を追加しろ」
「社会で難しい地理歴史よりも○○について習わせろ」
こういう声については、2つ目の○○を追加するようにという声ならまだしも、1つ目と3つ目の主要5科目よりも他のことを優先させるようにという声には若干首をかしげます。
主要5科目というのはもちろん実用的な部分もあります。数学については理系の資格を取るときには必ずと言っていいほど必要となりますし、理科は薬剤師や医者になる人にとっては必須です。
実用性という観点からも大事なのは否めません。しかし、主要5科目の価値はここにとどまらないと思います。
つまり、主要5科目には「純粋な学問の追求」という側面があると思います。
主に大学進学の話にはなりますが、大学あるいはその後の研究機関で学ぶ事柄は主要5教科と密接にリンクしているパターンが多いです。例えば、数学科は数学を追求しますし、物理学科や化学科はそれぞれの科目を追求します。人文系も国語や社会を追求していきますし、医学部や薬学部、農学部は理科の知識を発展させていきます。
つまり、その後の人生において主要5科目は基礎となり追求する機会があるからこそ、5科目は主要として評価されているのではないかと考えます。もちろん、例えば家庭科についてはそういう系の学部があるのは否定しませんが、多くの学部において基礎となるのは主要5科目のどれかとなっています。
だからこそ、前述のような実用的なものを学ばせるために主要5科目の時間を削るというような施策や考え方には反対します。
投資や説明文の読み方、確定申告の仕方など実際子供の時代に学んでおくとよいことは世の中にたくさんあることは事実です。しかし、純粋な学問を追求するという機会を潰すことは学問を学ぶ機会を奪うのはもちろん、実用性において必要な応用力を養う土壌を減らすことになります。
資格試験を受けてみるとわかると思いますが、資格の中には高校までの数学や英語、理科が密接にかかわっている、あるいはそのレベルが暗黙の了解となっている資格が非常に多いです。つまり、実用性を優先するあまり、主要5科目の時間を削ることは本末転倒になる可能性が高いです。
数学や英語、理科についてはこの説明で良いと思います。国語も読み方の基礎を学ぶ科目なので重要であることは誰にでもわかると思います。
では社会はどうでしょうか?(自分は理系なのであえて社会は別にして考えてみます)
社会は社会を通して歴史やその副産物(伝統や差別など)を学ぶことによって、政治や経済、人との交流など社会を生きる上での常識を身につける科目だと思います。ある意味、社会は「社会の背景知識を学ぶ」科目とも言えます。個人としては背景知識を学ぶことこそが社会という科目の本質だと思います。
以上が主要5科目がなぜ主要5科目なのかについての個人的な考察です。
皆様はこのテーマについてはどう思いますか?
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