健康食品業界には多くの業界団体が存在しています。

以前は「健康食品」という言葉自体が、怪しいものというレッテルを貼られていて、その業界自体も国から否定されていたといっても過言ではありません。
しかし、1971年に健康食品や栄養食品に関する情報の収集、調査研究、適切な知識の普及啓発を行い、国民の健康増進に寄与することを目的として「 日本健康・栄養食品協会(日健栄協)」が厚生省(当時)主導で設立され、これを転機に健康食品業界も大きくその動きを変えてきました。
その後、「健康と食品の懇話会」、「一般社団法人国際栄養評議会(AIFN)」「薬業健康食品研究会」、「一般社団法人 日本栄養評議会( CRN)」「健康食品工業会」と多くの業界団体が設立されてきました。
現在ではこれらの団体間の連絡も密になってきており、以前とは業界全体の様相も大きく変わってきています。
2015年の機能性表示食品の登場が大きな転機となり、国や行政(厚生労働省や消費者庁、農林水産省)との関係も良好になってきています。
さらに、日本抗加齢医学会のようなお医者さんたちとの連携も非常に密になってきています。

多くの医学関係の集まりにも、各業界団体の代表が呼ばれて講演することも増えてきています。
もちろん、特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品の科学的根拠としての臨床試験には、多くの医師が関与しています。
さすがに、医薬品と同等とは言えませんが、科学的根拠の作成においてそのプロセス的にかなり近づいてきていることは間違いないでしょう。
特に、どうしても医薬品のような「効能効果」に目がいきがちな市場の動きに対し、いい意味でブレーキをかける役目を、これらの団体を中心に担ってきたことは健康食品業界の発展に大きく寄与したのではないでしょうか?
健康食品市場は、2025年度はシニア層を中心に物価高による支出抑制の影響が顕在化する一方で、30代女性を中心とした美容・健康需要が伸長しています。また、成長率は鈍化しながらも、機能性表示食品の市場が伸長しています。
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