利用者のGです。
今回は「書くこと」に関する私のエッセイを書いていきます。
私は読書をしますが、読了本の印象に残った部分は自然と記憶にも残ります。
「この本の著者は『教養』を『相手の気持ちになって考えること』と定義するのか」「本当の学びとは『役に立つから』という目先の利益ではなく『ただ学びたい』という純粋な意志なんやな」という感じです。
このように印象に残れば、自分の財産になりますし、自分だけが知ってれば十分です。
しかし、もし読んだ本の内容を他人に伝えるために「書く」となると、どうでしょうか?
他人にも伝わるように書くのは、中々に難しいことなのです。
私はノンフィクションを中心に本を読みます。
そして、読む本のサイズは新書(横105mm × 縦173mm)が多いです。
私が読んだ新書を参考にすると、新書の一行あたりの文字数は40文字くらいです。
そして、行数は一ページにつき15行ほどです(表や挿絵など添付物が一切ない、純粋な文章だけが書かれたページです)。
150ページの新書なら、2,250行、90,000文字くらいになるでしょう。
では「この150ページの新書を読了したのですね。それなら、この新書の要約を10ページで書いてください」と依頼を受けたとします。
150ページの内容を10ページでまとめ上げる。
書くことが難しい理由は、このような「要約力」が求められるからでしょう。
要約とは「主要な要素のみを取りまとめる」という意味ですね。
そのためには「捨てる」ことが重要になりますが、この「捨てる」が意外に難しい。
「どこの内容を捨てよう」と悩むけど、どの内容も重要な気がして捨てられない。
日常生活で「本やDVDとか、いらないものを捨てよう」と決意しても「また必要になるかも」と捨てられないのと同じ感覚でしょう。
内容の大半を捨て、重要箇所を厳選し文章化するのは、想像以上に難しいのです。
書くことの最難関があるとすれば、それは「本を一冊書き上げる」だと思います(論文なども最難関でしょう)。
さらに、書き上げた本を売れる本にできるのは、ほんの一握りの人間しかいません。
その一握りの人間である池上彰さんの本は、文章が上手であり、池上さんの本がよく売れるのも納得です。
池上さんの文章力は、まさに継続の賜物と言えるでしょう。
書くことは確かに難しいですが「継続は力なり」であり、日々の練習により確実に文章力は向上すると思います。
私も池上さんのようにコツコツと継続して、文章力を高めたいものです。
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