人間には、涙を流しても良い場面が3つある。
ひとつ、命の誕生
そして、命の灯が消える時
最後に、推しが夢を叶えた時 だ。
噓である。
冗談はさておいて、今日は『推しが夢を叶えた日』のことを綴ろうと思う。
私が彼を応援するようになったのは2017年頃。
その時はまだ『推しに会いに単身で東京まで繰り出す』なんて発想はなかった。
彼は声優なのだが、元々は音楽がやりたくて上京してきている。
簡単に彼の経歴を説明する。
18歳の時にミュージシャンを目指して沖縄から上京。
音楽関係の専門学校を卒業するも鳴かず飛ばずの毎日。
バイトや介護の仕事をしながら活動を続けるが、花開かず。
そんな時、友人の演劇を見て『自分ならどう演じるだろう』と演技に興味を持ち始める。
演技に特化した専門学校へ行き、そこで『声優』という職業に出会う。
3度目のオーディションで漸く事務所への所属が決まる。
現在は売れに売れて軌道に乗りまくっているが、実はかなりの苦労人なのだ。
話を少し戻す。とあるキッカケがあって私は推しへ会いに遠征するようになった。
それがおそらく2018年頃の出来事だったと思う。
そして2019年7月
推しの生誕イベントも終盤に近付き、イベント恒例の『告知コーナー』に突入した。
最後のお知らせの時、推しは
『これは驚くかもな、うん。驚いたら…結婚しましょう(笑)』
と言った。
彼は賢い人だ。普通ならファンに向かって”結婚しよう”などと口走らない。
私は不思議に思った。”緊張している?もしかしたら大きな発表が待っているのでは?”と。
するとスクリーンに大きく『アーティストデビュー決定』の文字が。
会場は嬉しさと感動による黄色い悲鳴が響いた。
私も例に漏れず、大泣きしながら叫んだ。
人のために涙を流したのは、親のことを除けばこれが初めてだったかもしれない。
そこからの記憶はあまりない。
ただ、訳も分からずデビューシングルを大量に予約したことだけは確かだ。
それ以外は本当に何も覚えていない。どうやって帰宅したかさえも覚えていない。
ただただ、幸せな気持ちでいっぱいだった。
その後『初めてのステージパフォーマンス』や『初めてのワンマンライブ』など
涙を流す機会は怒涛の勢いで訪れた。
そして時は流れて2026年。
彼はビルボードライブ横浜でのアコースティックライブを成功させ、CDも9thシングルまで発売された。
声優としては『THE FIRST SLAM DUNK』の主役を勝ち取った。
8月には恵比寿でパスピエとの対バンも決定しており、声優としてもアーティストとしても大成功を収めている。
本当に、自慢の推しだ。
これからも太陽のように輝いて私たちオタクを照らしてほしい。

対バンライブについてのインタビュー記事
→https://www.lisani.jp/0000312092/
投稿者:すいすい
CONTACT


