昔から『音楽の力は凄い!』と様々な場面で言われ続けていたが、幼少期の私はそれがあまり理解できなかった。
確かにノリの良い曲を聴いて楽しいと感じることはあるけれど、音楽に『救われる』というのはどういう感覚なのだろう?と疑問に思っていた。
そんな『音楽の力』に圧倒されたのは私が精神的な病気を患ってからすぐのことだった。
当時の私は夕飯の時間にNHKの『みんなのうた』を見るのがルーティーンだった。
毎日息をするのも苦しくて涙も止まらず、食欲もなくて常に”死”を考えてしまっていた私は、その時もただただテレビで流れている『みんなのうた』を流し見するつもりだった。
そんな時に流れたのが、アンジェラ・アキさんの『手紙 〜拝啓 十五の君へ〜』だった。
1番の歌詞は15歳の”僕”が未来の”僕”に宛ててSOSのような内容の手紙を書く、というものだ。
サビの歌詞が
今 負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じて歩けばいいの?
ひとつしかないこと胸が何度もばらばらに割れて
苦しい中で今を生きている
といった独白のようなものになっていて、私はこの歌詞にひどく共感した。
そして2番へと突入するのだが、2番は未来の”僕”が15歳の”僕”へ返事を書くという内容になっている。
今 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうなときは
自分の声を信じ歩けばいいの
大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど
苦くて甘い今を生きている
そして最後のサビでは15歳の”僕”と未来の”僕”の掛け合いのようになっている。
負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じて歩けばいいの?
ああ 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうなときは
自分の声を信じ歩けばいいの
いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
笑顔を見せて 今を生きていこう
今を生きていこう
え~~~!!良すぎる~~~~~~!!!!(唐突な語彙力の喪失)
この歌のおかげで『なんとか死なずに耐えてみよう』と思えたのだから、歌の力は凄いのだ。
今も病気に悩まされているし、毎晩泣いては眠れないことも多いのだが、”死”を考えることは自然と無くなっていった。
それどころかちゃっかり推しまで見つけちゃって推し活をエンジョイしている。
あの時、自分に負けて未来を諦めなくてよかったなと思う。
あの曲があったから耐えることができたと言っても過言ではないのだ。
皆さんには『自分の心の支え』になった歌はあるだろうか?

P.S.サービス管理責任者のDewiさんにペンネームを考えてもらいました!嬉しい!
投稿者:すいすい
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