「甘栗むいちゃいました」の商品で有名な甘くてホクホクな秋の甘味の代表格の一つ。甘栗。実は甘栗は中国産のものが使われています。それはなぜか?その歴史を紐解いていきたいと思います。

なぜ甘栗は中国でないとだめなのか?
日本にだって栗があるのに、なぜ日本のものではなくて、中国の栗でないといけないのか?そう思う方もいると思います。
実は日本の栗と中国の栗は全く違うものなのです。
栗は大きく分けて、四種類
・お馴染みの日本和栗
・北米原産のアメリカ栗
・西アジアもしくは西欧地方原産の西洋栗
・中国華北地方原産の中国栗
※一番下に書いた中国栗こそ天津甘栗の原材料です。
実は私が幼いころ、甘栗屋さんが住んでいる近くに来たことがあります。私はその時
「なぜ中国の栗を使っているのか」(本当はもっと幼い丁寧語でした)と聞いたことがあります。
その質問におじさんは簡潔に
「種類が違うんだよ。日本の栗だと甘栗みたいな甘さとは少し違うからあえて中国の栗を使っているんだ」
と教えてくれました。その時祖父に買ってもらった出来立ての甘栗はとてつもなく美味しかった記憶があります。それから私は甘栗が大好きになりました(閑話休題)
確かに大人になり、小田原に越してきたときにたまたま町田のデパ地下で食べた京都の焼き栗と甘栗は味が違いました。(京都の焼き栗もおいしかったです)
ではなぜ日本の栗ではなく中国の栗が甘栗に最適なのでしょうか?
実は和栗と中国栗は成分に違いがあります。
甘栗は大きな窯で小石と一緒に40から50分位かけて攪拌しながら、中国栗の中のでんぷんを甘くしていきます。
幼い時に見たその光景は圧巻の一言です。真っ黒い石と共にぐるぐる目が回りそうでした。
ではなぜ甘くなるのか
簡単に言うと栗の中のでんぷんに水分が入り込み、膨らんで、酸素の力を借りてでんぷんが糖質になるため甘くなります。それに加えて砂糖や蜜を入れます。
栗自体も、日本のものより甘みが強い傾向にあります。
中国栗の産地は河北省の4つの地域です。日本の経度に直すと大体青森辺りらしいです
では焼き栗の作り方は?
いたってシンプルです。
栗を水で洗い、乾かしてオーブンやフライパンで煎るだけです。
オーブンですと200℃で15分
フライパンですと蓋をして弱めの中火で20分程度炒めます
※重要!!どちらも最初に切り込みを入れてください!
味はホクホクとして素朴な甘みがあります☺
甘栗と焼き栗…….和栗と中国栗どちらの良さもこれからの秋に味わってみてはいかがでしょうか?
キャリカク小田原オフィスのあります神奈川県に横浜中華街があり、いい匂いを漂わせて甘栗がぐるぐると回っております🌰見学へお越しのついでに足を運んでみて下さい!
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