
梅雨入りしましたね。
こんにちは。利用者のTです。
1998年の年末、もう心身が限界を超えて
タクシーを飛ばして出会ったのが、今の主治医の先生です。
そして先生からご紹介いただいた相談員さん、
最初に通所をした事業所の所長の臨床心理士さん。
私に「細やかな積み重ね」をし続けてくださっている方々です。
数年前に私は、私の「生きづらさ」の源でもある母との暮らしを
もう一度振り返ることを無意識にしていました。
母が撮影してくれた写真は、カメラに気づいていない
幼いころの私がたくさんいます。
そして母娘の夏の大イベントは22時発、翌朝6時前に到着する
フェリーに乗って祖父母の元で過ごすことでした。
母は写真の焼き増しもたくさんしてくれていて、その中で
お気に入りの写真がこのブログの最後の写真です。
「振り返り」の途中で、私はファインダーを覗く
母の目線になり、カメラ越しに幼い自分を見つめている、
そんな気持ちになりました。
そしてなぜだか母の気持ちにもなっていたのです。
”あ~、母さんは私を慈しみ、このひとときを宝物のように
思ってシャッターを切ってくれたんだ”
そこには母なりの不安と、どうかTが自分の人生を
生き抜いていけますように・・
そんな願いまで込めていたことも感じるのです。
私は幼いころの私をそっと抱きしめたくなりました。
人見知りで知らない人に警戒心の強い幼い私は、
どのような反応をするのか?そっと近づいて視線の高さを
合わせて、「あなたが生まれた時から知っているのよ」と。
幼い私は、あの幼児特有のふんわりと甘い匂いが
するのでしょうか?
その気づきはとても大切なように思い、
主治医の先生にお伝えをして、写真も見ていただきました。
先生は「あなたすずめの〇÷▽#?知ってる?映画。アニメの」
”すずめ・・・のなんちゃらまではきいたことがあります”とお返事。
「あなたのものがたりだから、いっぺん観てみはったらいい」
私はすぐTSUTAYAに自転車を飛ばしました。
すずめのなんとか・・・と思いながら。
レンタルはまだ開始前で店内にはポスターが。
レンタル開始日にまた自転車を走らせました。
ドキドキしながら帰宅をし観ました。
まるで私の人生に並走するような内容で驚きました。
「先生の知らない私の”これまで”」に似たことも多々あって。
もしかしたら観た方も、皆さん自分に重ねられるのかもしれません。
けれども私は先生の『あなたのものがたり』という言葉が、
まるでお守りのように私の内で木霊して、
このお守りは「一生物」と思えてなりません。
私は母に「行ってきます」と言って旅にでたまま、
今に至っているように思うのです。

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