◎たった5文字を送ろうとしただけでクラッシュ!? 最初のインターネット
時はさかのぼること今から60年ほど前。
1969年10月29日午後10時半、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)とスタンフォード研究所が電話で話しながら、こんなやりとりをしていた。
“Do you see the L?” 「Lが見えるか?」
“Yes, we see the L,” came the response. 「はい、Lが見えます」と返事。
We typed the O, and we asked, “Do you see the O?” Oを打ち、「Oが見えるか?」
“Yes, we see the O.” 「はい、Oが見えます」
Then we typed the G, and the system crashed … Gを打とうとしたところでシステムがクラッシュした。
(引用元:「インターネットの歴史」Wikipedia)
アメリカ国防総省が資金提供して作られた「ARPANET(アーパネット)」――このパケット通信ネットワークは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校やスタンフォード研究所など、わずか4か所をつなぐだけの小規模なものだった。
最初に送ろうとしたメッセージは「LOGIN(ログイン)」だったが、「LO」まで送信したところでシステムが停止し、最後まで送ることができなかったという。
しかし、この小さな通信実験こそが、その後世界中へ広がるインターネットの原型となったのである。
その後、1970年代には電子メールが誕生し、1980年代にはTCP/IP(異なるネットワーク同士を接続するための通信ルール)が採用されたことで、現在のインターネットの基盤が整えられた。
さらに1990年代にはWWW(World Wide Web)が登場し、誰でもウェブページを簡単に閲覧できるようになった。
2000年代に入ると高速回線が普及し、検索エンジンやブログ、動画サイト、SNS、オンラインゲームなど、多様なサービスが広まる。
インターネットは情報収集だけでなく、人々が交流し、娯楽を楽しむためにも欠かせない存在となっていった。
私も高校生ぐらいから本格的にインターネットを使うようになったが、当時はニコニコ動画やYouTube、2ちゃんねる、Facebook、ゲームでは『World of Warcraft(WoW)』や『メイプルストーリー』などが流行していた。
2010年代になるとスマートフォンが急速に普及し、インターネットは「家でパソコンを使うもの」から、「いつでもどこでも利用できるもの」へと変化した。
パズドラや『Pokémon GO(ポケモンGO)』などのスマートフォン向けゲームが大ヒットしたのもこの頃である。
そして2020年代には、ChatGPTをはじめとする生成AIが急速に普及し、文章作成や画像生成、プログラミングなど、さまざまな分野で活用されるようになった。
インターネット、スマートフォン、そして生成AI――次に世界を変える技術は何なのだろうか。
そんなことを考えると、未来が少し楽しみになる。
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